【2020年7月豪雨緊急支援】子ども用衣類や女性用品を支援 熊本県芦北町ほか

セーブ・ザ・チルドレンは、記録的な大雨に見舞われた九州南部の状況を受け、特に甚大な被害が報告されている熊本県を中心に、被災した子どもたちへの緊急支援を行っています。7月上旬、2016年からひとり親支援を通して連携があった熊本県ひとり親家庭福祉協議会「てとてとて」からセーブ・ザ・チルドレンに、女性用品や子ども用の紙おむつ、絵本などの支援要請がありました。


私たちは、この要請を受けて、パートナー企業や「子どものための心理的応急処置」普及で連携のある自治体を通して大人用下着や口腔ケア用品、ウェットティッシュ、子ども用肌着、靴下、紙おむつ、ぬいぐるみ、絵本などの調達し、連絡を受けてから数日後には物資を届けることができました。同協議会の担当者からは、迅速な対応への感謝と、届いた衣類などを会員や連携団体を通して豪雨の影響が大きかった芦北町や人吉市などで配布していくと連絡がありました。





また、昨年、同協議会主催イベントで保護者向けセミナーや子ども向けイベントを実施したときに協力してくれた熊本県八代市の人からも、同市の状況や子どもに関する情報が寄せられました。このときの情報提供により、特に被害の大きかった小学校に通う子どもたちに、衛生用品や文具などが入った緊急子ども用キットや衣類など、緊急時の子どもの基本的ニーズに特化した物資を届けることができました。



 
豪雨発生から1ヶ月が過ぎましたが、子どもたちを取り巻く状況は、現在も厳しく、継続的な支援が必要です。私たちは、今までの活動で連携のある団体や今回の緊急支援で新たに関係を構築した団体と協力して情報収集を行い、子どもたちに必要な支援を被災地へ届けられるよう活動を行っていきます。そして、子どもたちが再び安心して遊び、学び、保育園や学校生活を送ることができるよう活動を継続していきます。緊急支援活動については、団体ウェブサイトやSNSなどでも随時報告していきます。

必要な支援を迅速に被災地に届けられるよう、また、被災地における支援ニーズに基づく緊急支援活動を今後も実施できるよう、2020年7月豪雨緊急支援へのご寄付をお願いいたします https://bit.ly/2EOwVpz

*新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、東京から被災地への緊急支援対応チームの派遣を検討しておらず、連携団体を通しての緊急支援を行っていきます。
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