【東京栄養サミット】セーブ・ザ・チルドレンは5億ドルを投資し40ヶ国1億人以上の子どもたちに栄養支援を届けることを約束

セーブ・ザ・チルドレンは、2021年12月7日の東京栄養サミットで栄養不良対策のために今後3年間で約5億ドル(約567億円)の投資を行うことを発表しました。これにより、40ヶ国以上の1億500万人の子どもたちが栄養不足の予防と治療のための支援を受けられるようにすることを目指します。また、1,400万人以上の子どもたちとその家族に、現金やバウチャーによる生計支援を行います。私たちは、東京栄養サミットを主催し、3,000億円の栄養への支援を発表した日本政府のリーダーシップに感謝を表します。


東京栄養サミットは、多くの子どもたちが飢餓や栄養の危機に瀕している中での開催となりました。5歳未満で死亡する子どもたちの約半数が栄養不良に起因し、2020年には、1億4,900万人の子どもたちが発育阻害、4,500万人の子どもたちが消耗症を患っています。

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の影響により、国際社会が迅速かつ確固たる行動を取らなければ、2022年までにさらに発育阻害の子どもたちが360万人、消耗症の子どもたちが1,360万人増えることになります。

セーブ・ザ・チルドレンは、このサミットに向けた準備プロセスに密接に関わってきました。今後も、子どもたちの健康と栄養への権利を実現するために、各国政府やその他の関係者のコミットメントが実行されるように働きかけていきます。
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