【選手とファン・サポーターをオンラインでつなぎ募金活動を実施】セーブ・ザ・チルドレン × 柏レイソル 2022年チャリティマッチ開催

108日、千葉県柏市の三協フロンテア柏スタジアムで開催の2022明治安田生命J1リーグ 第32節『柏レイソルvsセレッソ大阪』戦において、今年も『セーブ・ザ・チルドレンチャリティマッチ』が行われました。


写真提供:株式会社日立柏レイソル


2012
年に始まったセーブ・ザ・チルドレンと柏レイソルの連携は、今年で10年目となりました。2012年から20158月末まで、ベトナム北部山岳少数民族の子どもたちへの教育事業を通じて、教員研修など子どもたちの学習環境の改善を支援し、20159月より日本における「子ども虐待の予防」活動を実施しました。そして2022年からはより連携を深化させ、子どもも大人も子どもの権利を知り、子どもの声がきちんと聴かれる社会づくりを目指し、「子どもの権利」を推進する活動をスタートさせました。

108日のチャリティマッチでは、新たなキーワード「#レイソルは子どもとともに」、また子どもの権利について知っていただくための、さまざまな啓発活動を展開しました。


スタジアムのスクリーンでは、柏レイソルの武藤雄樹選手が子どもの権利について紹介する動画が放映されました。この動画には、
8月にパイロット教材を用いて実施した子どもの権利に関するワークショップに参加したレイソル・アカデミーに所属するU-18選手のコメントも含まれています。8月に行われたワークショップの様子はこちらよりご覧ください。


また、昨年に引き続き、始球式と、フェアプレーフラッグを持って入場する「フラッグベアラー」に、親子5組が参加をしました。このイベントに参加する親子は、柏レイソルのファン・サポーターのみなさまから事前に募集し、子どもの権利をより多くの方に知っていただくためのアイディアとして、特にすばらしい回答をいただいた親子が選ばれました。試合直前の緊張感漂うピッチの雰囲気の中、参加した皆さまは、堂々とした姿で役割を務め、会場を盛り上げました。



写真提供:株式会社日立柏レイソル


特設ブースでは、ファン・サポーターの方と、柏レイソルの選手をオンラインでつなぐ企画を実施し、選手からファン・サポーターの方へ、セーブ・ザ・チルドレンへの募金を呼びかけました。このイベントには、試合開始前の時間にもかかわらず、合計12名の選手が、画面を通してファン・サポーターに募金への呼びかけと御礼を伝えるとともに、ファン・サポーターは「応援しています!」「試合頑張ってください!」などのメッセージを選手に直接届けました。このイベントは、選手とファン・サポーターが直接対話できる貴重な機会となり、親子で参加した子どもたちも、画面に映る選手に照れながら、応援メッセージを伝えました。



写真提供:株式会社日立柏レイソル


特設ブースではこの他に、これまでの10年間の連携事業の紹介や子どもの権利について紹介するパネル、また選手やマスコットのレイくんのSNS投稿用のフォトフレームパネルが設置されました。ファン・サポーターの方に楽しみながら、子どもの権利について知っていただく機会となりました。

ブースでは「子どもの権利」に関するオンライン・アンケートも実施し、180名以上にご回答いただきました。回答者の中から抽選で選ばれた2名の方には当日の試合で使用したボール(試合球)が贈られました。



写真提供:株式会社日立柏レイソル


さらに、チャリティマッチの前後を通し、SNS投稿シェアキャンペーンを今年も行いました。このキャンペーンは、柏レイソルとセーブ・ザ・チルドレンがそれぞれ投稿したチャリティマッチに関連した記事を1シェア(Instagramは「いいね」)するごとに10円が、柏レイソルからセーブ・ザ・チルドレンに寄付されるものです。キャンペーン実施期間の1ヵ月の間に、5,000シェア・「いいね」が達成され、柏レイソルからセーブ・ザ・チルドレンに5万円が寄付されることとなりました。記事をシェア・「いいね」してくださったみなさま、ありがとうございました!

柏レイソルとセーブ・ザ・チルドレンは、今後も引き続き、ファン・サポーターや地域の皆さまとともに「子どもの権利」を推進する活動を継続していきます。


セーブ・ザ・チルドレンは、毎年600以上の企業・団体の皆さまとさまざまな形で連携し、子どもたちを取り巻く課題解決のために、緊急・人道支援や教育、子どもの保護、保健・栄養などの分野で、日本を含む世界約120ヶ国で活動しています。これからも、企業の皆さまとも協力・連携しながら、子どもたちを取り巻く社会課題の解決に取り組んでいきます。






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