【能登半島地震 緊急子ども支援】「地獄のような光景だと思いました」能登町と珠洲市で必要な支援について聞き取りをしました

セーブ・ザ・チルドレンは1月5日、地震の被害を受けた石川県内の子どもたちの状況を把握するために、甚大な被害のあった能登町と珠洲市の避難所や行政の関係部署などを訪れました。



能登地方に向かう道路の状態は悪く、地面の隆起やひび割れ、土砂崩れなどが多く発生していました。また、半壊、倒壊した家などが多くありました。

「地獄のような光景だと思いました」と、地域に住む人は話します。今後、能登地方には雨や雪の予報もでており、さらなる土砂崩れの発生などが懸念されます。

多くの避難所では、断水や停電が続き、手洗いをしたり、哺乳びんを洗ったりするための水が不足しています。避難生活の長期化が予期される中、子どもたちのこころの状態を心配する声も聞かれました。


閉塞した環境での生活が続き、少しの余震でも泣き出してしまうような子どもや、保護者に「離れないで」と訴える子どももいます。こうした子どもたちの様子を見て保護者も不安を募らせています。

また、被害の大きかった地域では、学校が避難所になっていることもあり学校再開の見通しが立っておらず、「避難所に子どもたちが集まれる場所があると良い」という声もありました。

セーブ・ザ・チルドレンは引き続き、子どもたちへ必要な支援を届けるために活動を行っていきます。

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