おもちゃや防犯用品などの物品支援【能登半島地震 緊急子ども支援】

セーブ・ザ・チルドレンは219日と20日に、輪島市や能登町、七尾市の避難所や保育施設などを訪問し、おもちゃや防犯用品などの物品支援を行いました。

輪島市の避難所では、チャイルドスペース用にボードゲームを2セット提供しました。このボードゲームは、サイコロを振って素材を集め、誰が一番早く街を発展させられるかを競うゲームで、子どもたちにも人気だといいます。

また、地震の影響が長期化する中で、それぞれの市町で、現在のニーズや今後の課題についての聞き取り調査も実施しました。



能登町の避難所では、以前に訪問した際に保護者から「女性や中高生の子どもたち用に防犯用品がほしい。小学生はランドセルにつけているが、中高生以上や女性は持っていないので安全面が心配」という声があったことから、防犯ブザーを人数分届けました。

セーブ・ザ・チルドレンが届けてきた「緊急子ども用キット」にも、ライト付きの防犯用ホイッスルが入っています。夜、明かりのない中避難所の外にある仮設のトイレに行く時など、少しでも子どもたちが安心して過ごすことができるよう、これまでの緊急子ども支援などでの知見を基にキットに入れています。



七尾市の保育施設には、水が使えない状況で必要な使い捨て容器やごみ袋などの消耗品を支援しました。七尾市内では、徐々に断水が解消されている保育園がある一方、3月末まで断水が続く見通しの保育園もあるといいます。現在、特に必要としている支援についても話を聞きました。



このほか、21日には志賀町の子ども支援関係の団体などと情報交換し、必要とする支援について確認しました。

私たちは、活動の中で聞いた声をもとに、子どもたちにとって必要な支援を、必要なタイミングで迅速に届けられるよう、引き続き活動していきます。

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