【「今日はとても楽しい日!」輪島市でこどもひろば開催:能登半島地震緊急子ども支援】

セーブ・ザ・チルドレンは32日と3日、石川県輪島市の避難所になっている学校で、災害時の遊び場支援で連携している一般社団法人プレーワーカーズとともに「こどもひろば」を実施しました。

「こどもひろば」は、子どもたちが安心・安全に遊んだり、自分自身の時間を過ごしたりできる場で、子どもが難しい状況や問題を自分の力で対処していくサポートへもつながります。



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3日は、小学校低学年から中学生までの子どもたち6人が参加しました。初めて参加するスタッフもいたので、はじめに自己紹介をしました。好きな遊びについて話したり、こどもひろばの過ごし方について確認したりしました。

以前、避難所の担当者に話を聞いた際、子どもたちが段ボールなどに思いきり絵を描けるとよい、という要望があり、セーブ・ザ・チルドレンで絵の具や筆などを用意しました。ある子どもはまず段ボールでトンネルをつくり、全面を絵の具で根気強く着色していました。その後は、自作のトンネルにシールを貼ったりして遊んでいました。



体を動かしたい子どももいて、おもちゃのバットで球を打ったり、追いかけっこをしたりしていましたが、将棋もしていました。机では、ビーズで輪っかを作っている子どももいました。

また中学生の子どもは、スタッフとカードゲームやボードゲームで遊んだり、小学生の子どもと一緒に「ゾンビごっこ」をして遊んでいました。



終了後、子どもたちからは「今日はとても楽しい日!」、「段ボールに絵を塗って完成できた」、「将棋やボードゲームが楽しかった」といった感想がありました。

保護者からは、「こどもひろばの間、罹災証明の手続きができて助かった」という声もありました。

セーブ・ザ・チルドレンは今度も、子どもたちが安心・安全な環境の中で、自分の思いや感情を表現できる場をつくっていくとともに、養育者も安心して今後の生活に必要な手続きなどを行えるよう、引き続き必要な支援を行っていきます。

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