2010年11月から12月(日本では、11月1日から1月3日)にかけて実施されたイケアのソフトトイ・キャンペーンにより、世界300店以上のイケアストアで販売された860万個のソフトトイ、および絵本1冊につき1ユーロ、さらにキャンペーン最終週に販売された全ての子ども用商品およびキッズ・メニューの1つにつき1ユーロによる寄付総額は、当初目標の1,000万ユーロを上回る、1,140万 ユーロ(約12億7,680万円*)となりました。これにより、2003年に始まったイケア ソフトトイ・キャンペーンの累計寄付額は約3,520万ユーロ(約39億4,240万円)となり、セーブ・ザ・チルドレン(以下SC)およびユニセフの活動を通して、アジア、アフリカ、中央・東ヨーロッパの約40カ国において、800万人の子どもたちの教育支援に活用されます。
*2011年1月時点
世界では未だに6,900万人の子どもたちが、教育を受ける権利を否定されています。当キャンペーンの寄付は、最も困難な状況に置かれた子どもたちの教育改善を目標とし、より良い学校施設、水道・トイレ設備、少数民族の子どもたちの教育、子どもたちにやさしい環境での教育方法に関する教員研修などに活用されています。
日本では、イケア・ジャパン株式会社より33万6,130ユーロ(約3,764万円)のご寄付をいただきました。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、引き続き、ベトナムの少数民族の子どもたちの教育支援に活用いたします。
*2011年1月時点
イケアとセーブ・ザ・チルドレンのパートナーシップは、1990年代、イケアの児童労働防止の行動規範作りにセーブ・ザ・チルドレンがアドバイザーとして関わったことから始まりました。現在、イケアはセーブ・ザ・チルドレンにとって最大の企業パートナーとなっています。子どもの教育を受ける権利の保障を基盤とするこのパートナーシップは、国連ミレニアム開発目標の達成にも大きく貢献するものです。