子どもの貧困問題にイオンが支援:SOAP(2010.03.23)
「いまこそ値下げの5日間」(3/25〜3/29)セール売上一部を寄付
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下SCJ)は、イオン株式会社(以下イオン)が3月25日から実施するセールを通じてご支援をいただきます。 3月25日から29日の5日間、イオンの「いまこそ値下げの5日間」セール期間中にお客さまが精算時に受け取られたレシートをショッピングセンター内店舗などに設置された専用ボックスに投函すると、イオンからその総額の0.1パーセントが当団体の「子どもの貧困」事業、Speaking Out Against Poverty(SOAP)に寄付されます。
〜いまこそ、「子どもの貧困」問題に取り組む〜
現在日本の子どもの貧困率は14.2%(2009年厚生労働省発表)で、7人に一人が相対的貧困下にあります。子どもの生きる希望や夢、あらゆる機会を奪ってしまう「子どもの貧困」は、急速に取り組まなければならない課題です。
セーブ・ザ・チルドレンでは、すでにアメリカやイギリスで取り組んできた子どもの貧困事業の実績と、日本国内啓発事業の参加型学習プログラムSpeaking Outで培った子どもの声を聞くノウハウを生かして、当事者である子どもの声をもとにした実態調査を実施します。
このたび社会貢献に積極的に取り組み、「ショッピングセンターで子どもたちを育んでいく」という理念を持つイオンより、SCJの「子どもの貧困」問題への取り組みにご賛同いただきます。イオンには2008年から「ペットボトルキャップで世界の子どもたちに笑顔を!!」キャンペーンでご支援をいただいております。
今回のキャンペーンで募った寄付金は、子どもの貧困状況を明らかにするための実態調査、調査結果をもとにした支援事業、啓発キャンペーン、政府、自治体に対する政策提言などに活用されます。
【イオン40周年記念「いまこそ値下げの5日間」の概要】
実施日:2010年3月25日(木)〜29日(月) 5日間
実施店舗:1.全国約22,500店舗 イオンモールなど約400のイオングループ運営SC内の物販専門店合 2.全国イオングループ直営の総合スーパー約500店舗 ジャスコ、サティ、ビブレ、イオンスーパーセンターなど
内 容 :1.アパレル専門店は2割引を中心に、その他物販専門店は1割引を中心に実施
:2.直営店では、衣料品で2割引を中心に、寝具・家具・肌着等は1割引を中心に実施
※地域・店舗により割引率が異なる場合がございます。
相対的貧困率のデータ
相対的貧困とは:「所属する社会の一般的な生活レベルと比べて一定以下の生活レベルである状態」をいう。
厚生労働省が2009年発表した数字によると、日本の18歳未満の全ての子どもの貧困率は14.2%、さらに、子どもがいる現役世帯(世帯主が18歳以上65歳未満)のうち、大人が1人の世帯の相対的貧困率は54.3%であった。
「子どもの貧困」問題への取り組みSpeaking Out Against Poverty(SOAP)とは
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