【アドボカシー】菅直人首相に要望書を提出(2010.06.17)
G8に向けて日本の強いコミットメントを
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは本日、今月25日からカナダで開催される、主要国首脳会議(G8サミット)に向けて、内閣総理大臣宛の要望書を提出しました。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、17日午後、他の国際NGO(Oxfam、世界の医療団、World Vision)とともに、外務省 経済局長 鈴木康一氏と面会し、内閣総理大臣宛の要望書を提出しました。現在、年間約900万人の子どもたちが、5歳の誕生日を迎える前に予防可能な原因で亡くなり、年間50万人を超える女性が妊娠・出産に伴うトラブルや感染症で命を落としています。SCJからは、母子保健に対する具体的なコミットメントを訴え、鈴木経済局長より「今年のG8の主要議題は、妊産婦及び子どもの保健となる。G8が乳幼児・妊産婦の死亡率削減(国連ミレニアム開発目標4と5)達成の触媒となるよう、日本としても国際的機運の盛り上げに貢献したい」とコメントをいただきました。
左から2番目、鈴木経済局長、右から2番目がSCJ堀江スタッフ
6月25日から27日に開催されるG8サミットは、国連ミレニアム開発目標達成に向けた世界的な挑戦に対するまたとない機会となります。今回のG8首脳声明で、妊産婦と子どもの死亡率削減に対する強いコミットメントを打ち出すことにより、9月に開催される国連ミレニアム開発目標サミットへ機運が高まることが期待されます。
◆G8/G20へ向けたセーブ・ザ・チルドレンの政策提言はこちらでご覧いただけます。