東北地方太平洋沖地震 【第2報】 緊急支援チームが被災地域の子どもの調査を開始します(2011.03.12)

【東北地方太平洋沖地震 第2報】

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下SCJ)は、3月11日14時46分に東北・三陸沖を震源とする国内観測史上最大M8.8を記録した地震発生直後より緊急支援対策本部を設置し、今夜セーブ・ザ・チルドレン世界連盟から構成される緊急支援チームを立ち上げました。

セーブ・ザ・チルドレン緊急支援チームは、明日、被災した地域の子どもたちの状況を把握し、子どもたちの保護に尽力するため、被災地域の調査に入ります。


地震発生から一日以上経ちますが、未だに強い揺れを伴う多数の余震が観測されています。また、地震による津波の影響は北海道から沖縄にかけての太平洋沿岸に及び被害が拡大しており行方不明者は9000人に上り、福島県で起こった原発炉の爆発による放射性物質の放出の危険はないと発表されたものの、地域住民には避難指示が出ています。しかしながら、建物は崩壊し、道路がふさがれ、避難も救助も困難で、すでに避難市民は215,000人と見られます。こうした状況の中で、子どもたちはもっとも脆弱であることが懸念されます。特に、地震発生時は、子どもが学校にいる時間帯であったことから、親と離れ離れになっている子どもがいる可能もあります。

今後、現地調査と並行して、子どもの保護を最優先とする支援活動を行うため、他団体との協働も視野に入れて、セーブ・ザ・チルドレンは一丸となって緊急援助を行います。

今後の情報や活動状況は、随時WEBやtwitterでアップしていきます。


 


PAGE TOP