東日本大震災【第13報】5ヶ年計画で子ども参加による地域の復興を支援(2011.06.08)

震災発生から3か月が過ぎようとしています。 

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、今後、5年の長期にわたり復興支援活動を継続します。特に、ふるさとの未来を担う子どもたちとともに、子ども参加による地域の復興を目指していきます。

SCJは、被災した子どもや家族が日常性を回復できるよう、教育や子どもの保護分野での支援を引き続き展開します。同時に、現在、政府や地方自治体で復興計画が策定されつつありますが、地域の子どもたち自身が声をあげ、まちづくりに参加することで持続的な復興につながるように取り組みます。子ども参加によって地域が復興することで、被災地域のみならず、日本全体が子どもの権利が実現された社会となるよう活動していきます。

これからの主な活動
リリース.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像【教育】
学用品・学校備品・部活動備品等の配布、給食支援、給付型奨学金
【子どもの保護】
学童保育支援、親子向けイベント実施、仮設住宅内集会所等での
子どもの遊び場・居場所づくり

【子ども参加による地域の復興】
子どもたちの声調査(アンケート・ヒアリング)、子どもまちづくりクラブの実施、
東北子どもリーダー会議(8月)の実施、
東北子ども会議の実施(11月20日:世界こどもの日)

SCJは、従前より準備を進めていた国内災害対策に基づき、震災翌日に緊急チームを立ち上げ、震災発生5日後には宮城県仙台市に最初の「こどもひろば」を開設しました。国際子ども支援NGOとしてのグローバルな知見と専門性、ネットワークや機動力、さらに、2003年から実施している国内での子ども参加促進事業や子どもの貧困問題への取り組みの実績を活かして活動しています。

写真撮影 Save the Children Japan
5月5日こどもの日に開催した、「夢とらっく劇場」で、劇への参加を挙手で意思表示する子どもたち。
(石巻市)


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