バーミヤンに学校を!〜学校建設事業を開始〜(2011.08.01)

 

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花が咲き誇り、草木が青々と茂るバーミヤン州の山間部にある、ダルワザ・シャヒデン村。ここには学校がありません。村の礼拝所を間借りして、約230人の子どもたちが、午前と午後に分かれ、ひしめき合いながら勉強しています。

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7月のバーミヤン ダルワザ・シャヒデン村一帯

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、2010年8月に開始した、バーミヤン州の教育復興支援事業(ジャパン・プラットフォーム助成)の一環として、ダルワザ・シャヒデン村も含め、4校の学校の建設事業を実施することにしました。冬、積雪の厳しく、舗装された道路も少ないバーミヤン州では、重たい重機、建設材料の運搬が困難になることから、建設の開始のためには、春を待たなくてはなりません。そして、6月10日、4校の建設が一斉に開始されました。

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ダルワザ校の建設の様子。新たに12教室の校舎を建設中

7 Jul_AFG 002.jpgのサムネール画像

モロヤン校の建設の様子。新たに8教室の教室を建設中

建設が進むモロヤン校では、現在古い教室で生徒たちは授業を受けています。小学校6年生の子どもたちは、校舎に入りきらず、屋外のテントでダリ語(母語)の授業を受けていました。

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屋外のテントの中で勉強する小学校6年生の女の子たち。将来の夢は医者

「新しい校舎が出来るのが楽しみ。もっとたくさん勉強したい。」

と女の子たちが答えてくれました。

「勉強して、将来はお医者さんになりたい。」

「先生になりたい。」

「エンジニアになりたい。」

「ジャーナリストになりたい。」

7 Jul_AFG 007.jpgのサムネール画像ジャマール(18際:写真左)とナヒム(18歳:写真右)。将来の夢は先生

 

7 Jul_AFG 008.jpgハミッド(18歳)。「将来はエンジニアになりたい。」 

子どもたちの夢は様々です。新しい校舎は今年の12月に完成予定です。

 

 


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