チリ地震緊急支援 募金開始(10.03.01)

【本日、緊急チーム現地調査入り】
2月27日午前3時半(日本時間同午後3時半)過ぎ、南米チリ中部で、マグニチュード8.8の強い地震が発生しました。現地ではその後も余震が何度も続き、700人が死亡、200万人が被災したと見られています。

首都サンティアゴに続く第二の都市であるコンセプシオン(震源から115キロ)では、高い建物が崩壊するなど甚大な被害に見舞われ、電話回線などのインフラ にも影響が及んでいます。被害状況の詳細の把握が未だに難しい一方で、余震によるさらなる被害拡大や、道を塞いでいる瓦礫により支援活動が妨げられることも懸念され始めています。

現地被災地の母娘

(C)Hugo Infante/Polaris

このような状況を受け、子ども支援の国際NGOセーブ・ザ・チルドレンは、緊急支援を専門とする職員を動員し、被害が最も深刻とされる地域において調査活動を行うため、本日現地入りします。

セーブ・ザ・チルドレンは、この震災が子どもたちとその家族の心身にもたらす影響を懸念しています。被災下において、子どもたちは最も弱い存在です。地震でけがを負ったり、家が破壊されたり、肉親が死傷したりする場面を目撃することで心に傷を負ったり、混乱の中で両親と離れ離れになってしまう子どもが出てくる 恐れがあります。こうした子どもたちを一刻も早く保護する必要があります。


【チリ地震緊急支援の活動へのご寄付受け終了のお知らせ】
チリ地震緊急支援募金は、ご寄付の受付を終了いたしました。
皆さまからのご支援まことにありがとうございました。


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