中国青海大地震 セーブ・ザ・チルドレンの支援状況(10.04.23)

2010年4月14日に中国・青海省で発生したマグニチュード7.1の大地震で、4月21日現在、2,183名の死亡、12,135名の負傷者が確認されており、多くの子どもたちも被害にあっています。

学校施設も被害を受け、教育当局によると、学校が被災前の状態に戻るまでに2〜3年かかる可能性があるとされています。
 
RS23649_Tseten_Dekyi__eleven_months_old_was_hurt_by_falling_rocks.jpgのサムネール画像 RS23651_Dorje_Pasang_-_one_year_old_and_his_aunt_-_Dorje_Pasang_mother_was_killed_by_the_quake.jpgのサムネール画像








落石により傷を負った生後11ヶ月のTsetenちゃん(左)、母親を失い叔母に抱きかかえられるDorjeちゃん(右)

現地では、降雨・降雪という悪環境の中で、支援活動が継続されています。

セーブ・ザ・チルドレンでは、現地に5名のスタッフを派遣し、これまでに計6校の学校(2,464名の生徒と85名の教員)を通して被災者に食糧、水、衣服、毛布などの物資配布を行っています。
また、今後、子どもたちの安全な遊び場(チャイルド・フレンドリー・スペース)を設営し子どもの保護を図るとともに、感染症のリスク軽減のために衛生キットの配布を計画しています。

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中学校にて物資をトラックから下ろすセーブ・ザ・チルドレン・スタッフ

セーブ・ザ・チルドレンは1987年から中国にて活動しており、2008年に発生した四川大地震の際には、日本人スタッフが現地で支援にあたりました。
四川大地震の支援活動については本ブログのアーカイブスをご覧ください。

掲載写真:(C)Save the Children

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