「国連子どもの権利委員会に個人が申し立てできる制度を作ろう!キャンペーン」草案作成へ(2010.4.1)

 

3月24日、国連人権理事会において決議案が採択されたことを受けて、国連子どもの権利委員会に対する個人通報制度を定める選択議定書(第3議定書)の作成作業が本格的に始まります。

■ 今後のスケジュール

今後、6月までに作業部会議長が選択議定書草案(英語)を作成、同草案は9月までに国連公用語に訳されて各国政府に配布され、12月上旬には各国政府代表、専門家、NGO関係者が参加して、ジュネーブで国連人権理事会作業部会が開催されます。

もし、この作業部会で提案された選択議定書草案の内容について合意が得られれば、同草案は来年(2011年)春の国連人権理事会に提出され、理事会で審議されることになります。
仮に、作業部会で最終的な合意が得られない場合でも、2011年9月の国連人権理事会(第17会期)までには、選択議定書草案を人権理事会に提出することが作業部会には求められています。

■ 日本からも積極的な貢献を

国際的なNGOグループは、現在、世界の市民社会の声、特に子どもたちの意見を選択議定書の策定プロセスに反映させようと努力を続けています。

日本からも、ぜひ、市民、子どもたちの声を届けたいと思います。

皆さまの更なるご理解とご協力をお願いいたします!

 

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セーブ・ザ・チルドレンは、「国連子どもの権利委員会に個人が申し立てできる制度を作ろう!キャンペーン」の日本での事務局を務めています。今後も、キャンペーンの22の参加団体と連携し、日本政府とも協力しながら、この選択議定書がよりよいものになるよう、積極的に働きかけを行っていきます。


 


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