【MDGsサミット】期間中のセーブ・ザ・チルドレンの活動(10.09.24)

22日に閉幕したMDGsサミット。22日には国連の潘基文事務総長により、「女性と子どもの保健のための世界規模戦略」が発表され、世界の指導者は母子保健への取り組み強化を約束しました。サミット開催から閉幕までのセーブ・ザ・チルドレンの活動をサイドイベント(公式会合に併設される会議)と"RUN don't walk"(歩いている時間はない、走れ!)の取り組みを中心にお伝えします。

<第1日目(20日)>


保健・教育に関するハイレベル円卓会議
セーブ・ザ・チルドレン・インターナショナル事務局長のジャスミン・ウィットブレッドが施策実施にあたって富裕層と貧困層の不均衡是正や質の担保、公的サービスの重要性について発言しました。

教育に関するグローバルキャンペーンイベント
セーブ・ザ・チルドレンも積極的に関与したこのイベントでは、世界銀行が7億5000ドル(約630億円)を低所得国の教育支援に充てると発表しました。
 
<第2日目(21日)>

MDGと子どもに関するユニセフ、ワールドビジョン、プランとの合同サイドイベント
セーブ・ザ・チルドレン・スウェーデン事務局長のエリザベス・ダーリンが参加。MDGs達成のためには子どもの権利が満たされることが重要であることや、CSRを超えた枠組みで子どもの生存、教育、保護の分野で企業と連携することが必要と呼びかけるとともに、ユニセフと連携し施策実行にあたって富裕層と貧困層間の不均衡是正の重要性を主張しました。
 
飢餓・栄養に関するサイド・イベント
インターナショナル事務局長のジャスミン・ウィットブレッドが出席。子どもにとっては、受胎から2歳までの最初の1000日間の栄養が肝心であることを訴えました。同イベントにはヒラリー・クリントン米国務長官も出席しました。
 
"RUN don't walk(歩いている時間はない、走れ!)"
目標達成には国際社会は現在のペースを大幅に変更し、今の4倍の速さで乳幼児死亡率を削減する必要があります。セーブ・ザ・チルドレンは、22日に"RUN don't walk"という包み紙を巻いたエネルギーバー(栄養補助食品)をデジタルメディアが集まるラウンジと国連ビル前で配布し、国際社会が目標達成に向けて全力でラストスパートをかける必要性を伝えました。


※英語動画。セーブ・ザ・チルドレンのEVERYONEキャンペーンの責任者がエネルギーバーを配布している様子がご覧頂けます。

サミット閉幕にあたり発表したセーブ・ザ・チルドレンの見解はこちらをご覧ください。

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