現地スタッフより:ケニア北東州ハバスウェイン入り〜1〜(2011.09.06)
東アフリカは過去60年間の中で最悪といわれる大干ばつと食糧危機に直面しています。調査のために現地入りしている、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン三上恵美子職員からの調査経過報告をお伝えしていきます。
9月4日(日)午前6時にゲストハウスを発ち、ナイロビ中心街に向かいました。中心街にあるKencomビルの前は、ガリッサ・ダダーブ難民キャンプ、北東州ワジール県へ向かう、各NGOのコンボイの集合地点です。
コンボイが出るのは週に2回、日曜日と木曜日。ここから陸路でガリッサまで、1度休憩を挟みながら、6時間。途中でタナ川を渡り、ガリッサに到着します。
ここからダダーブ難民キャンプへ向かう場合は、東へさらに2時間かかります。
私たちは、ガリッサから北へ向かい、4時間かけて、北東州ワジール県ハバスウェイン・ディストリクトに午後7時到着しました。
南半球に位置するナイロビは今は冬なので、ナイロビの空はどんよりとした一面灰色の空が広がっている日が多くあります。
ナイロビの降水量は十分で、緑も豊かです。
しかし、ナイロビからガリッサへと、低地に向かうにつれ、気温は上がり、空も青空の夏模様に変わっていきます。
これが同じ国なんだろうかとやはり驚かざるを得ません。さらに、ガリッサから北へ進路を変更し、ワジール県ハバスウェインに向かう道は、まさしく乾燥した大地という感じでした。
後篇に続きます!
(c) Emiko Mikami/Save the Children
* 現地調査はジャパン・プラットフォームの支援により実施されています。
※東アフリカ地域を含む世界中の子どもたちを支援する継続支援「SCサポート」にご協力ください。