100,000人以上を支援(2009.04.01)

【ガザ人道危機緊急支援】 
セーブ・ザ・チルドレンは、100,000人以上を支援
子どもの保護に力を入れています


セーブ・ザ・チルドレン(SC)は、引き続きガザでの支援活動を展開しており、現在までに、56,452人の子どもを含む100,809人を支援しました。SCは、今回の危機の影響を受けた人々の少なくとも10%、およそ15万人を支援することを目標に活動を続けています。

【子どもたちの心のケアを焦点に】
  • チャイルド・フレンドリー・スペース(CFS)を23ヶ所設置
    子どもたちが安心して遊べる場所を設置し、遊具セットを提供しており、毎週1,200人以上の子どもたちがCFSを利用しています。CFSでは、トレーニングを受けた専門スタッフが各種アクティビティを提供し、子どもたちは自由に遊ぶことができます。絵を描いたり、歌を歌ったりと自分を表現する中で、心の平静と日常感覚を取り戻すことができます。

  • 教育支援:レクリエーションキット30セットやビニールシート、マットを幼稚園に配布
    SCは、緊急事態や危機の最中であっても教育を中断させないように活動しています。教育は、知覚発達の促進だけでなく、心理社会的サポートの中心的役割を担います。SCは、仮設学校建設や心理社会サポートプログラムをサポートしていきます。

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【〜ジェニンはお人形が大好き〜】

ジェニンはお人形が大好き

ジェニンは、ガザ地区北部のベイト・ハヌーンに両親と兄妹と住んでいて、アトファル・ベイト・ハヌーン幼稚園に通っています。

「飛行機が攻撃してきたとき、私は両親の部屋に駆け込みました。
 その後何日も両親の寝室で寝ました。私はずっと泣き続けました。」

ジェニンが通う幼稚園で、SCは玩具や人形の配布などの支援を行っています。ジェニンは人形と遊ぶのが好きで、お気に入りの人形をフッラーと名付けました。「お人形が大好きです。おもちゃが届いてから、幼稚園での遊びがもっと楽しくなりました。お絵かきやブランコ遊びの他に遊べるものが増えたからです。私は大好きなフッラーをいつもおうちに一緒に連れて帰っています。」

「フッラーのようなお人形をもっと持ってきてください。あと、お人形の着せ替えもしたいので、髪留めや靴や服も持ってこなくてはいけないわね。こういうおもちゃを持ってきてくれて本当に嬉しいの。」とジェニンは話します。彼女は、将来お医者さんになりたいそうです。

 
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