ハイチ地震 東京在住の外国人有志がハイチ支援に集う(2010.03.29)

去る3月18日の夜、Tokyo Helps主催によるハイチ支援のためのイベントが開催されました。
このイベントは、2010年1月12日にハイチで発生した壊滅的地震の報道に応え、東京在住の日本人と外国人の有志により創立されたTokyo Helpsが、ハイチが今立ち向かっている困難な状況をもっと知っていただき、ひとりでも多くの方が支援に関ることができる機会を提供するために企画しました。当日は、六本木に約250人の有志が集い、DJマリティジオの音楽とともにラッフル抽選会を楽しむなど、盛大なチャリティーの一夜となりました。

渋谷さん.JPGのサムネール画像会場では、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの渋谷事務局長より「日本人にもっと支援の意志を表明して欲しい。ハイチの状況をより多くの方に知っていただくためにも、ここに集った皆さんから知り合いの日本人にハイチのことをぜひ伝えていただきたい」と支援を呼びかけました。また、ご来場されていたハイチ大使は、NGOの迅速な援助に感謝するとともに、今後本格的な雨季とハリケーンのシーズンを控え、さらなる国際社会の支援が必要である、とスピーチされました。3月31日には、NYでハイチ支援についての閣僚級会合(International Donors' Conference Towards a New Future for Haiti) が開催されます。ハイチ復興のために世界が一丸となってより一層の支援が表明されることが期待されます。

 スピーチをする渋谷事務局長

今回のイベントの収益金は、ハイチで救援活動を続けているセ-ブ・ザ・チルドレンと「世界の医療団」にご寄付いただきました。

 会場.JPGのサムネール画像 staff.JPG 

 コスモポリタンな来場者であふれる会場      SCJオリジナルグッズの販売も

【これまでのセーブ・ザ・チルドレンの支援】
◆子どもの保護
 ・ポルトープランス、ジャクメル、レオガンに39のチャイルド・フレンドリー・スペースを開設
  平均4,000人/週の子どもたちを受け入れています
◆保健・医療、水・衛生、緊急物資配布
 ・巡回診療チームによって23,300人の患者を診察
 ・250,800人以上に食糧を配布
 ・221,000人に清潔な水を支給
 ・9,400人分相当の仮設トイレを設置

セーブ・ザ・チルドレンは、1978年よりハイチで支援を行っており、現在800人以上のスタッフが現地で緊急支援活動をしています。ハイチの復興には時間が必要です。ハイチの人々とともに子どもたちの未来を見据えて、80万人(うち47万人の子どもたち)に支援を行うことを目指して、長期的な活動を続行していきます。 


【ハイチ地震緊急支援の活動へのご寄付受け終了のお知らせ】
ハイチ地震緊急支援募金は、ご寄付の受付を終了いたし ました。
皆さまからのご支援まことにありがとうございました。


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