地震から2ヶ月−被災地は今(09.12.01)
スマトラ島パダン沖地震発生から11月30日でちょうど2ヶ月を迎えました。
これまでにセーブ・ザ・チルドレンでは27,000世帯(うち子ども58,795人)に対してシェルターや日用品や衛生キットなどの緊急物資を配布した他、51の学校に仮設のスクールテントを配布、26箇所にチャイルド・フレンドリー・スペース(※)を設置してきました。
先日学校に訪問し、日本の皆様からの寄付とジャパン・プラットフォームからの助成金により購入した仮設教室用の備品や文房具を届けてきました。
こうして支援が届いている一方で、被災地ではまだまだ日常生活に戻っているとは言いがたいのが現状です。
特に教育分野では、教室用の家具が不足していたり、スクールテントを設置したい場所の地面の状態が良くなく(地面がでこぼこしていたり、石でごつごつしていたり)、テント設置時の安全性確保が課題になっています。子どもたちの間では、また同じような地震が起こったら、という不安もみられます。
さらに、地震の影響で地すべりもおきています。先日、チームが学校訪問しようとしたところ、地すべりのために通行止めになっており、学校までアクセスすることができませんでした。
被災から2ヶ月が経過しているものの、被災者の皆さんの生活が元に戻るためには、まだまだ時間がかかる見込みです。
引き続き、皆様からの暖かいご支援・ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
これまでにセーブ・ザ・チルドレンでは27,000世帯(うち子ども58,795人)に対してシェルターや日用品や衛生キットなどの緊急物資を配布した他、51の学校に仮設のスクールテントを配布、26箇所にチャイルド・フレンドリー・スペース(※)を設置してきました。
先日学校に訪問し、日本の皆様からの寄付とジャパン・プラットフォームからの助成金により購入した仮設教室用の備品や文房具を届けてきました。
支援先の学校に仮設教室用のキットを届ける古田スタッフ
こうして支援が届いている一方で、被災地ではまだまだ日常生活に戻っているとは言いがたいのが現状です。
特に教育分野では、教室用の家具が不足していたり、スクールテントを設置したい場所の地面の状態が良くなく(地面がでこぼこしていたり、石でごつごつしていたり)、テント設置時の安全性確保が課題になっています。子どもたちの間では、また同じような地震が起こったら、という不安もみられます。
さらに、地震の影響で地すべりもおきています。先日、チームが学校訪問しようとしたところ、地すべりのために通行止めになっており、学校までアクセスすることができませんでした。
被災から2ヶ月が経過しているものの、被災者の皆さんの生活が元に戻るためには、まだまだ時間がかかる見込みです。
引き続き、皆様からの暖かいご支援・ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
(報告:インドネシア駐在 古田ちあき)
※チャイルド・フレンドリー・スペースとは
「子どもの安全な遊び場」として、子どもたちが被災後も安全に学び、友だちや地域の大人と交流し、自分を表現できる場を提供することで、被災後の生活の変化に適応できるよう支援する場所です。