スマトラ沖地震現地レポート(2004.12.28)

【スマトラ沖地震 緊急募金のお願い】
〜子どもたちを助けるために、あなたの支援が必要です〜


アジアを襲った津波による被害を受けた子どもたちを支援するために

セーブ・ザ・チルドレンは地震直後の支援活動をさらに拡げ、この大災害に見舞われた子どもたちを救うための緊急活動を行っています。

セーブ・ザ・チルドレンUSによるとこのスマトラ沖地震災害に対応するために500万米ドル(約5億2千万円)が緊急に必要になります。

セーブ・ザ・チルドレンは従来からスリランカ、インド、インドネシア、タイ、ミャンマーで活動していた多国籍のチームに多くの緊急援助要員を追加し災害地域で支援に入っています。

スマトラ沖地震による現地の被害状況今回のマグニチュード9.0の地震は、インドネシア沿岸250kmにわたる震源の深さ約14km程度のものでしたが、ベンガル湾を飲み込んだ大津波を引き起こし、9mの高さの波が沿岸の町々を襲いました。
最新の情報によるとこの津波による被害者数は少なくとも22,000人に上り、被害地域もインドネシア、ミャンマー、スリランカ、インド、タイにわたっています。

セーブ・ザ・チルドレンは30年以上も今回の災害地域の貧困下にある子どもたちとその家族のための支援活動を行っており、地震直後の日曜日から援助要請に応えるべく現地及び国際組織と協働体制をとっています。

スリランカでは、およそ50万家族が家から離れ、避難生活を余儀なくされています。ノルウェー外務省の基金を使い、33,000家族に非常食の配布を始めました。

シェルター、ノンフードアイテム(クッキング用品など)、簡易浄水器、衛生用品、家族用テント、ビニールシート、毛布、衣類などの配布も始まっています。

セーブ・ザ・チルドレンは今後、緊急医療保健分野のニーズに応えていきます。特に下痢などの不衛生な水が原因で起こる病気の危険性が高い子どもたちへのケアなどに取り組みます。また、災害からしばらくすると、チャイルド・プロテクション・プログラムを実施し、大惨事を生き残った少年少女たちの精神的トラウマに対処する心のケアに取り組んでいきます。

日本人スタッフ現地入り
現地の状況を把握するために、日本事務所のスタッフが2名現地入りします。
帰国しだい詳細な情報をWEB上でアップします。

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スマトラ沖地震
マグニチュード9.0という過去40年間で最大規模の地震と津波がインド洋の沿岸各地を襲い、2万人以上の死者を出している。死亡者数は今後も増加すると見られる。

お問い合わせ先:info@savechildren.or.jp
社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
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