おにぎり、ゆで卵、フルーツゼリー 給食支援でお昼も楽しく!(2011.05.31)
釜石市の学校では、4月の学校再開に伴い、給食も再開されましたが、給食センターが被災し食材調達もできないため、通常の給食が困難な状況となっていました。
そこで、セーブ・ザ・チルドレンは、釜石市内の幼稚園、小学校、中学校計19ヶ所約3300人の子どもたちと先生を対象に給食支援を行い、月曜日と水曜日にはフルーツゼリー、火曜日と金曜日には味付きゆで卵、そして、金曜日にはファミリーマート様からご支援頂いているおにぎりを配布しています。
5/20(金)、支援校のひとつを訪問し、子どもたちの給食時間の様子を見学しました。
今日は、その時の様子をご紹介します。
スタッフが教室に到着すると、子どもたちは、給食の準備の真っ最中。
かわいいランチマットの上に、おにぎり、ゆで卵、牛乳が置かれ、日直さんの挨拶を待ちます。
大きな声で挨拶した後、いよいよ給食が始まります。
おいしそうにおにぎりを頬張る子どもたち。
「今度は、鮭のおにぎりがいいなー!!」
「昆布のおにぎり、初めて食べたー!!」
子どもたちから、様々な声が聞こえてきます。
どうやら、子どもたちの一番人気は「鮭のおにぎり」のようです。
こちらは、ゆで卵の皮をきれいに剥いて、スタッフに見せてくれる子どもたち。
子どもたちの手にかかれば、ゆで卵の食べ方もいろいろ。皮を剥いてそのまま食べる子もいれば、白身だけ先に食べてから、黄身だけを食べる子も。
給食が終わった後は、みんなでお片付け。
お片付けが終わった後は、きちんと歯磨きもしていました。
こうして、釜石市の教育委員会、給食センター、各学校の先生方、皆様の温かいご支援の元、子どもたちが楽しそうに給食を食べている姿を見ることができました。
釜石市では6月から通常の給食が再開される予定です。
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは引き続き、宮城県石巻市、東松島市の幼稚園、小学校、中学校に、補助食品の提供を継続していきます。
写真提供 Save the Children Japan