子どもの貧困解決に向け、啓発イベントを実施:SOAP(2010.12.01)

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、子どもの貧困問題への取組み"Speaking Out Against Poverty(SOAP)〜夢や希望をうばわれないために〜"を実施しています。その一環として、11/20「世界子どもの日」に合わせ、2010年11月19日(金)〜23日(火)まで啓発イベント、SOAP DAYS 2010"声をあげよう!一緒に話そう!日本の子どもの貧困のこと"を実施しました。

■11/19全国から集まった子どもや大人の声をキャンドルで発信■

SOAP DAYS2010の幕開けは、11月19日(金)に東京・代々木公園にて実施した「1000人のキャンドルメッセージ」。全国約1400人の子どもや大人から寄せられた"子どもたちの夢""大人が子どものためにできること"が描かれたキャンドルカップに火を灯し、大きな"DREAM"の文字にのせて発信しました。

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会場を訪れてくださった約700名の方々も、温かい灯の中、キャンドルメッセージやステージ・ブースでのプログラムに参加しました。

当日のダイジェスト動画はこちら

■11/20世界子どもの日に合わせ、YouTubeチャンネル開設■

翌日2010年11月20日(土)は、SOAPを含め"Speaking Out"子ども参加に関する動画の配信をスタートしました。

Save the Children Speaking Outチャンネルはこちら

■11/21・23子どもの貧困解決に向けて子どもも大人もSpeak Out■

さらに2010年11月21日(日)には東京・こどもの城にて、11月23日(火・祝)にはキャンパスプラザ京都にて、ワールド・カフェという手法を用いながら、子どもも大人も一緒に、、"そもそも日本の子どもの貧困って問題ですか?""日本の子どもの貧困問題について、自分の立場で、国や社会に言いたいことは何ですか?"という2つの問いに対し、世代・立場を超え、自由に思いや意見を出し合いました。

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〜参加者の声〜
・貧困という問題を自分にひきつけて考えることが大切だと思えた。身近なところでつらい気持ちを抱えながら笑っている子どもやその周りの大人がいるんだろうなと思うと、なんだかギザギザした気分になります。
・私自身がもっと子どもの声に耳を傾け、子どもの貧困について考え、それを発信していきたいと思います。                                                          ・日本の子どもの貧困について、様々な立場の方々と意見交換して視野を広げることができた。
                                                                                                                           

また、京都では高校生5名および「ことな」世代2名による「しゃべり場」も実施。

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「貧困は場所によって質がちがうのではないか」「当事者の子どもたちはどう思っているのか」「当事者にも、そうでない人にも伝えていくことが大切なのではないか」といった議論がなされました。

※ワールド・カフェやしゃべり場であがってきた声は後日HPにて紹介予定です。

■今後もSpeaking Out Against Poverty■

SOAP DAYS2010にご参加くださったみなさま、実施にあたりご協力くださったボランティア、関係団体・企業のみなさま、ありがとうございました。
今後もすべての子どもたちが生きる夢や希望をもてるよう、一緒に"Speak Out"していきましょう!


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