ポジティブ・ディシプリン: 今年も増刷決定! 読者・セミナー参加者の声から (2010.12.15)
2010年、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、子どもとよりよい関係を築きたいすべての大人に役立つガイドとして「ポジティブ・ディシプリン」を、セミナーや行政との連携を通してご紹介してきました。そしてこの年末、書籍「ポジティブ・ディシプリンのすすめ」がおかげさまで、第3刷の増刷となりました!!
今日は、この1年応援して下さった方々への感謝と、2011年への想いを込め、ポジティブ・ディシプリンに出会った方々から届いた声をご紹介します。
■ 読者の方から
読んでいたら、ふぅ〜っと何かがスッキリしました。弟が生まれて、お姉ちゃんもきっと頑張っていてくれたんだなぁ〜って!! そして、本の内容が、押しつけではなく、自分の育て方に自信が持てる感じでしたね♪「そうだよな〜、子どもって!!うんうん」とか「お姉ちゃんらしくなったなぁ」と(余裕すらなかった私に)力をくれました。
以前にも増して、ママっ子になる時も、しっかり抱きしめて「大丈夫よ〜、ママは○○ちゃんが大好きよ〜」と伝えられるし、弟が泣いても「大丈夫よ〜ママいるよ〜」などなど、弟が泣くのも「何かしてくれ〜!!」だから、落ち着いて子育てできてます。○○くんに対して1回もイライラしていないです。お姉ちゃんも悪い事をしたときには「あ〜まったく!」となるものの、チャンス!と思って、話をします。善悪をはっきりさせて「良くできた!」と抱きしめます。「2度と同じ事しちゃダメ!」というと「はい」と言います。私にとっては、この本と出会って本当によかった〜!! (12月: 20代女性@宮城県)
■ セミナー参加者から
・ 子育ては子どもの目線に想像力を働かせて接することがどれだけ大切かを実感しました。長い目でみると、どの行為も愛らしくメッセージがあるということを忘れずに実践していきたいと思います。 (1月: 30代女性@東京都)
・ 「子どもの立場を意識した上で教える」という行動は社会人として、人と人との間で仕事をしている大人同士で実はかなり頻繁に行われていることで、それを子どもにも形を変えてあてはめられる様、素敵な父親めざして頑張ります。 (1月: 30代男性@東京都)
・ 'しかる''しつける'が自分の都合(時間がない、自分の思うようにならない)になりがちだとつくづく思うので、ポジティブ・ディシプリンを通して親子で成長したいと思いました。 (5月: 30代女性@神奈川県)
・ 日頃の生活に追われていると、子どもの良い所や長期的視点を見失っているように思います。新たな気持ちで子育てにとりくみます。 (5月: 30代女性@神奈川県)
・ 20歳を超えた娘といると、子育ては一生続くものと再認識しました。 (11月: 50代女性@東京都)
昨秋セミナーを開始して以来、セミナー参加者数は200名を数え、上にご紹介した方々のようにポジティブ・ディシプリンを毎日の場面ですこしずつ実践してくださっています。こうして日本でも、ポジティブ・ディシプリンが徐々に広まることで、おとなと子どものいい関係が多く築かれていくよう、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは2011年も活動を続けていきます。
みなさんも冬休みからポジティブ・ディシプリンを始めてみませんか?