京阪神にて子どもの貧困観ヒアリング調査を実施:SOAP(2011.02.21)
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンでは、子どもの貧困問題への取組み"Speaking Out Against Poverty(SOAP)〜夢や希望をうばわれないために〜"を実施しています。その一環として実施していた子どもたちの貧困観を聞き取るヒアリング調査が終了しました。
■100人の子どもたちがSpeak Out!■
2010年7月から2011年2月にかけて、京阪神の小・中・高校生約100名が、セーブ・ザ・チルドレンのトレーニングを受けた大学生や卒業して間もない「ことな世代」が実施する子どもの貧困観のヒアリング調査に参加しました。
地域の子ども施設や子ども支援団体、学校など、多様な場での計18回の実施となりましたが、調査実施後のアンケートには子どもたちから下記のような声が届いています!
〜調査参加後の子どもたちの声〜
・7人に1人の割合で貧困で困っている人がいるとか知ることができて本当によかった (中学生)
・ちっちゃい時に感じる貧困と大人が感じる貧困は違うと思うし、その時にしか感じられないこともあると思う (中学生)
・言いたいことが全て言えたので、とてもよかったです。 (中学生)
・はじまるまでは、イヤやったけどめっちゃ楽しかった♪また話したいです!!(高校生)
■調査結果は4月に発表!■
調査に参加してくれた子どもたち、実施にあたりご協力くださったボランティア、関係団体のみなさま、ありがとうございました。
本ヒアリング調査で集まった子どもたちの声は冊子にまとめ、4月にHP等を通じて社会に発信していきます!また、沖縄子ども研究会との共催により、2011年2月10日〜13日まで沖縄で同様の調査を実施しました。こちらの様子も3月にお伝えしますので、ぜひご覧ください。