事業の概要

日本の子どもたちのための活動として、2003年から子ども参加促進事業"Speaking Out(SO)〜みんなで話そう〜"を開始。子どもたちの意見表明を促進するために、子どもの権利や国際協力に関する参加型学習プログラムを実施し、2009年末までに約380ヶ所で、のべ19,000人の子どもや大人が参加しました。2010年からは、子ども参加の実績や知見を活かし、日本の子どもの貧困問題への取組み"Speaking Out Against Poverty(SOAP)〜夢や希望をうばわれないために"や、自治体での子ども参加の仕組み作り、また各種教材の開発・普及と事業を展開しています。

担当職員紹介

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津田知子(つだともこ)
津田スタッフのメッセージ(アニュアルレポート2009より)
 
 
主な支援事業
 

<子どもの貧困問題への取組み>

【事業地】主に東京・大阪

【子どもへの効果】子どもの貧困問題に対して、声をあげ(Speak Out)、社会に参加する子どもが増える。子どもたちの声を社会に届け、政策に反映することで、子どもの貧困を削減する。

【活動】子どもの貧困の実態を把握するための調査・研究。イベント・シンポジウム
等を通じた啓発キャンペーン。調査で収集した子どもの声と、啓発キャンペーンを
通じて形成された世論をもとにした政策提言。
 

<自治体での子ども参加の仕組み作り>

【事業地】埼玉県和光市HP_Japan_Wako.JPG

【子どもへの効果】地域の課題解決のために、声をあげ、社会に参加する子どもが増える。地方自治体において、子どもの意見表明と子ども参加の機会が保障される。
【活動】「わこう子どもプラン」子ども版地域協議会の運営(「わこう子どもプラン」
は、埼玉県和光市の次世代育成支援対策後期行動計画)。和光市内小・中・高校生に対するアンケート調査の実施。子どもたちの意見を引き出し、子どもに寄り添うファシリテーター(チャイルド・ファシリテーター)の養成。自治体および地域
住民とのネットワーク形成。
 

<教材開発・普及>

セーブ・ザ・チルドレンやSOの活動の経験をもとに、国際HP_Japan_SO.jpg協力や子どもの権利に関する教材を開発し、販売しています。ぜひ学校や地域、ご家庭等でご活用ください。

 

〜子ども向け教材〜

・世界の子どもの状況や国際協力活動を知るためのポスター式教材「Hi5!」

・フォトランゲージ教材「写真から見よう!!世界の子どもたち

・自分のことを様々な角度から知り、自己肯定感を高めるための教材「探偵手帳」

・子どもの権利条約条項( A4カラー.pdf /A4白黒.pdf

・活動紹介ビデオ「子どもの権利とセーブ・ザ・チルドレン」↓

 

〜大人向け教材〜

・親力をのばす0歳から18歳までの子育てガイド「ポジティブ・ディシプリン

 
日本の子ども
 

HP_Japan_Child.JPG(1)子どもの人口(18歳未満、2008年):20,759,000人(人口全体に占める割合は16%)

(2)子どもの相対的貧困率(2009年):14.2%(7人に1人)

出典:UNICEF The State of the World Children Special Edition 2009 (1)および2009年厚生労働省発表(2)
 
 

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