2月13日(土)にシンポジウム開催
下記シンポジウムに、林田麻理子ヨルダン事務所駐在員(JPF事業統括)も帰国し、実施している活動の報告を行う他、パネリストの一人として参加します。是非、ご参加ください。
共生人道支援シンポジウム 学際的調査報告
「イラク難民のこころ:ヨルダンにおける心理社会的ケア」
日時:2010年2月13日 15:00-17:10
会場:JICA地球ひろば・講堂
主催:文部科学省世界を対象としたニーズ対応地域研究推進事業
「人道支援に対する地域研究からの国際協力と評価
(共生人道支援研究班)」(研究者代表:中村安秀)
共催:ジャパン・プラットフォーム(予定)
【趣旨】
攻撃から7年。
イラクの情勢は未だ安定していません。
暴力的な出来事への遭遇、散々になった家族、新しい社会での生活、将来の展望・・・
国を逃れた多くの人びとがこうした不安とともに生活しています。
このようななか、日本のNGOはヨルダンにおいて、
かれらのこころを支援する活動を行ってきました。
このシンポジウムでは、イラクの人びとの現状と
日本のNGOによる心理社会的ケアの支援活動を報告します。
一方、こころの支援は、成果を測ることが難しい活動です。
パネルディスカッションでは、現場で支援活動に携わった方々と一緒に、
その難しさへの取り組みについて、トークをします。
【プログラム】
司会:折居徳正(日本国際民間協力会(NICCO))
あいさつ 石井正子(大阪大学グローバルコラボレーションセンター)
◆ PART I:イラクは今
- 「イラク難民の現状」
山尾大(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
◆ PART II:日本のNGOによる心理社会的ケア
- 「JPFによる心理社会的ケアへの取組み」
早川香苗(ジャパン・プラットフォーム(JPF))
- 「仲間と共に−ピア・エデュケータープログラムで心のケア」
佐々木恵子(国境なき子どもたち(KnK))
- 「表現と受容−演劇とカウンセリングを通じて」
中川政治(日本国際民間協力会(NICCO))
- 「絵本?影絵?親子の力で心のケア」
林田麻理子(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ))
◆ PART III:パネルディスカッション
「こころの変化をどう測る?−心理社会的ケアのアカウンタビリティをめぐって」
<パネリスト>
- 齋藤和樹(日本赤十字秋田看護大学)
- 佐々木恵子
- 中川政治
- 林田麻理子
- 山尾大
【参加申込】
事前申込:要(当日参加も歓迎いたします)
ご参加を希望される方は、お名前、ご所属、ご連絡を記載のうえ、シンポジウム、懇親会(無料)の別に分けて下記までお申し込みください。懇親会の申込は2月5日までにお願い申し上げます。
【連絡先】
村本綾子
大阪大学人間科学研究科グローバル人間学専攻
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-2
Tel & Fax:06-6879-8064
Email:relief@hus.osaka-u.ac.jp