サイクロン緊急支援の報告会開催しました!(2008.09.01)

【ミャンマー・サイクロン被害の緊急支援の現状報告】
駐在員報告会「SCJ LIVE in TULLY'S COFFEE」を開催しました


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下SCJ)は、8月8日(金)・9日(土)、タリーズコーヒージャパン株式会社(以下:タリーズコーヒー)の本社会議室にて、ミャンマー・サイクロン緊急支援活動報告会を行いました。猛暑が続く中、2日間で合計80名の方にご来場いただきました。

報告会の様子報告会は、ミャンマーでサイクロン支援活動を行った園田職員が、事前に参加者の方々からいただいた質問に回答する形で行いました。
SCJ職員が撮影した生の映像や写真をお見せしながら、自らの体験に基づいて説明をするという、臨場感あふれるものとなりました。
家族や親戚を20名も亡くしてしまった人が現地ボランティアとして活躍している話、災害をきっかけにしてコミュニティの人々が飲料水の大切さを改めて学んだという話。また、SCJが支援活動を行った仮設学校には、隣町から約1時間もかけて徒歩で通学する子どもたちがいるという状況。
教材配布や食糧配布で子どもたちが見せた満面の笑み。今後は被災者の生計 支援をしていくために、日本の皆様からご支援が重要となっていくことなど。新聞やニュースでは伝わりにくいミャンマーでの現状を、園田職員がわかりやすく参加者の皆様へ報告いたしました。

第2部の国際電話レポートでは、ミャンマーに駐在する和田職員が現在の様子を報告しました。少しずつで はあるが、復興が進んでいること。和田職員の視点で、ミャンマーでの生活と活動状況を聞くことができました。電話がつながらないというハプニングが起こりましたが、国際ライブならではの臨場感で、貴重な話を参加者の皆様へお届けしました。

交流会の様子最後の第3部では、タリーズのおいしいコーヒーやクッキーをいただきながらのフリートークの時間を設けました。参加者の皆様が、実際にミャンマーへ現地視察に行ったスタッフと気軽に質問できる機会となりました。

今回の報告会は、長年SCJを支援してくださり、会場およびコーヒーやクッキーをご提供くださったタリーズコーヒー様のご協力により、このような心温まる会とすることができました。

ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

◆  ◆  ◆  ◆  ◆

【来場いただいた方のアンケートから】

SCJによる配布教材を開封する子どもたち
  • 新聞・TVではわからない、現地での活動を行った方々の生の声を聞けて、貴重な体験でした。
  • 国際電話での、現地スタッフによるレポートが良かったです。
  • ミャンマーでの写真や映像を通して、被害状況を今までよりもはっきりとイメージできるようになりました。災害が起こったときにどのような活動が行われているのかということも具体的に知ることができ、とても良かったです。
  • サイクロンの「その後」がわかってよかったです。サイクロンの復興については、マスコミも取り上げてくれないので、今後も復興の具合についてレポートを続けてほしいです。
  • 最後の交流会でスタッフの方々とお話ができて良かったです。

◆  ◆  ◆  ◆  ◆



PAGE TOP