【ウクライナ危機】厳冬のなか子どもたちが低体温症などのリスクに

2022年3月12日から13日にかけて気温が-20度まで下がるという予報があり、ウクライナ国内やその周辺国で避難している数百万人の子どもたちが、低体温症や極度の食料不足、さらには死亡のリスクに晒されました。


降雪のなか避難する家族(ウクライナ・イルピン 2022年3月8日撮影)

2月28日の週は、北極からの強い寒気がウクライナを含む東ヨーロッパを覆い、そのような厳しい気候のなか紛争は3週目に入りました。

ウクライナから周辺国へ避難をした子どもたちは少なくとも100万人にのぼり、国内で避難を余儀なくされている子どもは数百万人になります。

セーブ・ザ・チルドレンは、2014年からウクライナで活動を行い、子どもたちやその家族への緊急支援として教育支援や越冬支援、現金の支援も行ってきました。また、紛争や暴力が及ぼす精神的・心理的影響を軽減し、日常生活における精神的苦痛に対処する力を高められるよう支援も行っています。

【セーブ・ザ・チルドレンの緊急支援】
・ウクライナ国内:パートナー団体を通して避難している家族へ毛布や越冬に必要なそのほかの物品の支援
・ウクライナ国内とルーマニア:スタッフとボランティアが食料や水、衛生用品キットを提供
・ポーランドとルーマニア:家族や大人を伴わずに子どもだけで避難してきた子どもたちへの支援や、心理社会的支援の提供、法的支援へつなぐためのサポートの提供


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