「子どものセーフガーディングに関する申し立ての管理と対応」和訳版発刊

この度、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、セーフガーディングに関する通報等を受けた際の対応のあり方について、Keeping Children Safeが発行する表記ガイダンスを和訳しました。



国際協力や人道支援に携わるNGOをはじめ、子どもの支援や育成に携わる組織において、「子どものセーフガーディング」の取り組みは欠かせないものです。そして、子どもの安心・安全や子どもの権利を脅かすような言動について通報や相談を受けた場合、各組織がそれらの申し立てに誠実に対応していくことは何より大事なことです。本書はそのための原則や望ましい手続きについて示された手引き書です。

本書の原文発行者であるキーピング・チルドレン・セーフ(Keeping Children Safe)は、その名のとおり、子どもを安全に守るためのセーフガーディングの国際基準を定め、その取り組みを推奨・助言している国際NGOです。本書にはその長年の蓄積と知見が集約されており、示唆に富んだものとなっています。主に国際協力や人道支援分野を想定して書かれていますが、日本国内の子ども支援団体においてもぜひお役立てください。

和訳版PDFはこちら 
原著および他言語版はこちら(外部機関のサイトにつながります)

本書は、独立行政法人国際協力機構(JICA)によるNGO等活動支援事業「子どもと若者のセーフガーディング実践研修事業」の一環として制作されました。本書の制作と併せて、JICAとNGOが共にこの課題に向き合い、研鑽し、実践を深める機会をいただいたことにこの場をおかりして深く心よりお礼申し上げます。
また、和訳を快く承諾してくださったキーピング・チルドレン・セーフと、制作にあたってご協力いただいた関係各位に深く感謝申し上げます。

本書に関するお問合せはこちら:
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 金谷
  japan.csdesk@savethechildren.org
PAGE TOP

〒101-0047 東京都千代田区内神田2-8-4 山田ビル4F