活動の紹介

妊産婦と新生児のケア、感染症や栄養不良の予防と治療、保健システムの強化などを通し、すべての子どもやその家族が、良質な保健サービスを受けられるよう支援します。

セーブ・ザ・チ ルドレンは、栄養不良、感染症の予防や治療など保健・栄養の分野で2022年に20,268,270人の子どもたちを支援しました。誰もがどこでも、質の高い保健・医療サービスを受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」の実現を目指しています。


主な活動 (2022年度年次報告書より)

海外

【ベトナム:少数民族の子どもたちの食料と栄養の確保】

過去数十年の間に、ベトナムは経済発展を遂げましたが、依然として地域間の格差は深刻です。少数民族が多く住む北部の山岳地帯は、全国でも最も貧しい地域のひとつです。事業は、少数民族が多く生活する地域の一つであるソラン省の2県で活動を実施しています。ジェンダー課題も含めた現地の社会慣習に配慮しながら、子どもの栄養摂取習慣の改善、妊産婦と乳幼児の栄養源の多様化、また母子の栄養ケアの普及を通して5歳未満の子どもの栄養状態の改善を目指しています。

ベトナム少数民族の子どもたちの食料と栄養の確保写真

【ウガンダ:栄養不良が深刻な地域での生計向上と母子の栄養確保】

ウガンダ西部では、慢性的な栄養不良状態とされる発育阻害率が41%と全国平均の29%を上回り、国内で最も高い水準にあります。また、労働人口の多くは農業に従事していますが、洪水や干ばつなどの影響を受け、収入が安定せず、貧困に直面しています。事業では各世帯の生計を向上させるために、農業指導などを行いました。これにより、農家の作物生産と収入が増加しました。また、村の保健医療施設と協力した栄養指導や家庭菜園作りにより、母子の栄養改善の重要性が地方の行政も含め認知され、母子の栄養改善につながることが期待されます。

ウガンダ栄養不良が深刻な地域での生計向上と母子の栄養確保写真

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定期的に年次報告書や会報誌をお送りしています。

1回から無理なくご支援いただけます。

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