活動の紹介

自然災害や交通安全に関する知識や意識向上のための講習や啓発活動を行い、災害時に子どもたちが主体的に行動できるよう、地域社会への働きかけや、子どもを中心とする防災を推進します。

子どもは自然災害などの影響を受けやすく、気候変動によって起こる問題でさらなるリスクに晒されています。セーブ・ザ・チルドレンは、子どもにやさしい防災を推進することで、子どもたちが主体的に防災に参加し、災害リスクを軽減することを目指しています。


防災(災害リスク軽減)

主な活動 (2022年度年次報告書より)

海外

【インドネシア:学校と地域が協力して子どもたちを交通事故から守る】

ジャカルタ首都圏では、交通量が多いにもかかわらず、学校周辺であっても歩道橋や横断歩道、道路標識などの交通インフラ設備が十分ではなく、さらに住民の交通安全に対する知識や意識も十分ではありません。そのため、子どもたちが巻き込まれる交通事故が頻発し、問題となっていました。事業では、子どもたちや保護者、地域住民に対し、交通安全に関する知識や意識向上のための講習や啓発活動を実施しました。講習の実施にあたっては、子ども同士や保護者同士の助け合いを促すピア・エデュケーターや保護者ファシリテーターを育成しました。また、各学校が交通安全推進のための活動計画や学校周辺のインフラ改善計画を作成し、地域行政に働きかけを行いました。さらに、子どもたちが直接、交通省や警察に対し、学校周辺の交通ルールの徹底などに関して意見を述べる機会も設けました。

インドネシア学校と地域が協力して子どもたちを交通事故から守る写真

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