【子どもの貧困】
【活動報告】2024年「子どもの食 応援ボックス」夏休み分を受け取った方々からの声を紹介します
2024.09.17
- 日本/子どもの貧困問題解決
すべての子どもが生活や成長に必要なものやサービス、機会を得られ、可能性を発揮できるよう、セーブ・ザ・チルドレンは、直接支援や社会啓発、政策提言を通し、子どもの貧困問題の解決に取り組みました。2022年は世界で1,942,308人の子どもたちに支援を届けました。
【子どもの貧困】
【実施報告】「赤ちゃんが生まれてくるのがすごく楽しみになりました」〜新生児の育児用品を詰めた「ハロー!ベビーボックス」750箱をお届けしました〜
2024.08.26
【子どもの貧困】
【ご案内】 24年度募集開始:宮城県石巻市「セーブ・ザ・チルドレン子ども給付金〜高校生活まなびサポート〜」2024年9月2日〜9月30日まで申請受付
2024.08.23
バングラデシュでは人口の3分の1近くが国際貧困ライン以下で暮らしています。貧困ライン以下の生活では、子どもたちは毎日の食事の量や回数を減らしたり、病気にかかっても治療を受けられないなどの状況に置かれるほか、家計を助けるために働いたり、そのために学校に行けない、大人になる前に結婚を余儀なくされるなど、さまざまなリスクに晒されています。そのような世帯では、社会に出るために必要なスキルを身につける機会がなかった青少年が大勢います。青少年とその家族が、貧困の悪循環から抜け出すため、青少年を対象とした起業・就業に関するスキル向上支援事業を実施しています。特に、社会慣習上、自身の住んでいる地域の外に出ることが難しい女性たちに支援を届けるため、バスを活用した移動式研修センターでスキル研修を行いました。
モンゴルでは、地方に暮らす若者の約3割が定職に就けず、都市部との間に経済格差が生じつつあります。そのため5県25ヶ所の学校において、社会情動的スキルの養成に重点を置くアントレプレナーシップ(起業家精神)教育を課外科目として取り上げることで、次世代の経済・商業活動を担う若者が、遊牧業だけに依存せず、また寒雪害や干ばつといった自然災害の影響を受けることなく、多様な分野で活躍できることを目指しています。これまで計172人のトレーニングファシリテーターが育成され、5,200人の14歳から25歳の若者が、対面とオンライン形式で課外活動に参加しました。コースを修了した600人以上の生徒による計146のユースチームが、自らのビジネスアイデアと事業計画を策定し、ピッチイベントで審査員に対して発表しました。
モンゴル地方自治体による公的資金のより効果的な活用を通した、主要セクターにおける公共サービスの提供と公共投資の改善に向け、行政組織の社会的説明責任の向上を図る支援を提供しました。10の対象地の市民社会を代表する108人の参加者に対して、自治体予算に関する研修を実施することで、自治体の税金の使い道などを、納税者である市民の視点からどのように監視・モニタリングし、効率化を推進すべきかをともに学びました。研修後は、行政の予算管理担当者の指導のもと、予算のモニタリングを実践する機会を提供しました。また、実際にいくつかの市民社会団体(NPO)が行政から業務委託を受け、自治体の予実管理業務にも参加しました。さらには、地域コミュニティレベルにおいて、NPOの関与を通じた予算モニタリング業務に関する広報・啓発活動も行いました。