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(公開日:2020.01.08)
「NGOが子どもの問題解決に果たす役割とは?」

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン スタッフインタビュー
テーマ「NGOが子どもの問題解決に果たす役割とは?」



・NGOが子どもの問題解決に果たす役割とは?
・NGOのなかでもセーブ・ザ・チルドレンの強みとは?



セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンで子どもたちの課題に取り組む、アドボカシーマネージャーの堀江に話を聞いてみました。


NGOについて、ご存知ですか?

近年テレビや新聞などで目にすることも多くなった、NGO(non-governmental organization)。

日本語では「非政府組織」と訳されますが、政府や国際機関とは違う、独立した市民の立場から、利益を目的とせずに、国家の枠を超えて貧困や人道危機、環境問題などの世界的な課題の解決に取り組む団体を意味します。

セーブ・ザ・チルドレンも、そのようなNGOの1つ。
第一次世界大戦後の1919年、戦争の影響を被った子どもたちに、敵味方の分け隔てなく支援を届けようと英国で立ち上がったNGOです。
以来、すべての子どもにとって生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指し、活動を続けてきました。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、世界120ヶ国に広がるセーブ・ザ・チルドレンの活動を担う一員として、1986年に日本で立ち上がりました。

NGOの強みとして挙げられることとして、貧困や紛争や自然災害の影響を受けた人々に寄り添って行う活動により、現地の事情や情報に精通していることがあります。また、現場に根差した知見・経験に加え、高い専門性や機動性、効率性、革新性なども強みに挙げられます。

欧米諸国などでは、NGOが政府の機能を補完し、公を担う存在として定着している国が多いのに対し、日本では「公を担うのは官」という考え方が根強く、NGOは公を担う存在としてあまり認知されていません。しかし、紛争や自然災害の多発、それに伴い経済的・社会的な問題も深刻さを増す中、国境にとらわれず、国際的に合意された普遍的基準を土台に、政府、国際機関、企業、研究機関など多様なセクター間をつなぎ、持続可能で公正な社会に向けた取り組みをリードすることは、NGOだからこそ担える役割なのです。

私たちセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンも、100年にわたる活動の蓄積を糧に、国内外で子どもたちのために、子どもたちと共に、活動していきます。


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシーマネージャー 堀江由美子

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