日本/子どもの貧困問題解決(公開日:2026.07.01)
【開催報告】「子どもの声を届けよう!2025」同窓ランチ会と、石巻市子育て支援課との意見交換会
セーブ・ザ・チルドレンは、子どもの権利の実現に向けた取り組みの一つとして、子どもたちが権利の主体者として自らの意見を表明し、子どもの貧困の解決に向けて政策立案者や社会に声を届けられるようにすることを目的に働きかけています。
2025年5月には、首都圏と宮城県でセーブ・ザ・チルドレンの給付金事業や食支援などを利用したことがある高校生に呼びかけ、「高校生の声を国会議員に届けよう!〜高校生のまなびとお金について〜」と題したワークショップを開催し、9人が参加しました(詳しくはこちら)。同年6月には、ワークショップでまとめた意見を高校生が直接国会議員へ届ける意見交換会を実施しました(詳しくはこちら)。
■参加した高校生とスタッフが久しぶりに再会!「同窓ランチ会」を開催
2026年3月27日には、東京会場と宮城会場をオンラインでつなぎ「同窓ランチ会」を開催しました。2025年5月に行ったワークショップに参加した高校生5人が参加し、お互いの近況を報告しあったり、スタッフと活動の振り返りを行いました。

■活動で印象に残っていることを共有
同窓ランチ会当日は、セーフガーディングやグラウンドルールについて確認し、2025年5月に開催したワークショップや翌月に実施した意見交換会の活動を振り返りました。
「2025年の活動で印象に残っていることは?」というテーマでは、
「お金の都合で学校にいけない子がたくさんいるというのが衝撃的だった」
「高校でも給食があると助かるという話をした」
「みんなで好きな動画を見ながら昼食を食べたのが楽しかった」
「東京タワーの中に入れたこと!今までは外観しか見ていなかったから」
など、5月のワークショップで出し合った声や意見、ワークショップ当日に訪れた場所や食事に関する内容があがりました。
また、国会議員との意見交換会の振り返りでは、
「ある議員と話したときに『無償化にするからな!!』と言ってくれたことが印象に残っている」
「(国会議員が)堅苦しいと思っていたけど普通に気軽に話せた。学校の先生より話しやすく感じた、ちゃんと聞いてくれている感じがした!」
などのコメントもあがりました。
半年以上が経過していましたが、参加した高校生それぞれに印象に残っていることがそのほかにも多くあがりました。

■「子どもの声を届けよう!2026」に向けたテーマの相談
ランチ会での後半には、2026年にも「子どもの声を届けよう!」を実施する場合、どのようなテーマで話し合いたいかについての意見交換を行いました。スタッフから事前にいくつかのテーマ案を共有し、その中から興味があるテーマやについて話したほか、参加者自身が話してみたいテーマが共有されました。
子どもたちからは、高校の無償化や、筆記用具・参考書代のサポート、高校生のスマホ代など通信費への補助といった、高校で学ぶために必要な支援や、身近な話題として食や給食費などに関わるテーマについて話したいという意見があがりました。また、高校生のリアルな生きづらさや、子どもたちがより過ごしやすい日本にするにはどうしたらよいかというテーマで話してみたいという意見も出ました。そのほかにも、高校生のスポーツや、農業・水産業を目指す若者への支援といったテーマもあがりました。

会の終わりには、「久しぶりに集まって楽しく話せたのでうれしかった」といった声も聞かれ、2026年に実施する「子どもの声を届けよう!」にも参加したいと話す参加者もいました。

2026年の「子どもの声を届けよう!」の取り組みに向けて、子どもたちの意見をより反映したプログラムにしていきたい、というスタッフの思いから開催した「同窓ランチ会」。2025年の活動への参加者の半分以上が参加し、2026年につながる機会となりました。
■市内の無料の学習スペース・施設の拡充に向けた取り組み
同窓会開催と同じ日、宮城県内では、高校生と石巻市子育て支援課との意見交換会を行いました。
これは、「子どもの声を届けよう!2025」の中で、「学生の勉強できる環境が限られている、有料スペースやカフェなどは金銭的な負担がある」という問題意識をもつ参加者から、「無料の学習スペース・施設を増やしてほしい」という意見を国会議員に届けたことがきっかけです。
その際、国会議員から、「非常に重要な要望だが地域で取り組んだ方が実現しやすいのではないか」という提案があり、その後、セーブ・ザ・チルドレンと高校生たちで地域へどうアプローチできるか検討を進めていました。
■石巻市保健福祉部子育て支援課との意見交換会
市の子育て支援課を訪問した高校生とセーブ・ザ・チルドレンのスタッフは、高校生が事前にまとめた内容をもとに、市内の各学習スペースについて、施設ごとの具体的な課題や新規学習スペースの提案や近隣市内での取り組みなどを伝えました。

高校生の声を受け、子育て支援課長と係長からは、現在の市の取り組みについての共有や、学習スペースとして利用できる可能性がある場所の提案がありました。また、利用のしづらさなど、高校生から具体的な課題を提示した既存の学習スペースについては、対象施設の担当課にも高校生の意見を共有すること、さらに、2026年度は学習スペースを含めた子どもの居場所の拡充に力を入れていく、との力強いコメントがありました。参加した高校生も子育て支援課の話を真剣に聞き、特に市の取り組みについて「ぜひ進めてほしい!」と強調しました。意見交換会終了後、高校生からは、「伝えたいことは伝えられた。市の人たちがいろいろ動いてくれていることを知ることができて良かった」と話していました。

今回の意見交換会は、高校生が直接行政に声を届け、行政もその声に真剣に耳を傾けながら一緒により良い学習環境の整備に向けて考える一歩となりました。引き続き石巻市内の無料の学習スペース・施設の拡大化に向けて、高校生たちと相談しながら次のアクションを検討していきます。
セーブ・ザ・チルドレンでは、こうした子どもの意見表明活動をはじめ、子どもの貧困問題解決に向けさまざまな取り組みを行っています。活動の最新情報は随時こちらのページで更新しています。ご関心がある方はぜひご覧ください。
(報告:国内事業部 「子どもの声を届けよう!」担当)
本事業は、個人・法人の多くの皆さまからのご寄付により実施されています。
【日本の子どもの今を応援する募金】
貧困や災害など、困難な状況にある子どもたちのための活動を支えてください。
https://x.gd/eslEg
2025年5月には、首都圏と宮城県でセーブ・ザ・チルドレンの給付金事業や食支援などを利用したことがある高校生に呼びかけ、「高校生の声を国会議員に届けよう!〜高校生のまなびとお金について〜」と題したワークショップを開催し、9人が参加しました(詳しくはこちら)。同年6月には、ワークショップでまとめた意見を高校生が直接国会議員へ届ける意見交換会を実施しました(詳しくはこちら)。
■参加した高校生とスタッフが久しぶりに再会!「同窓ランチ会」を開催
2026年3月27日には、東京会場と宮城会場をオンラインでつなぎ「同窓ランチ会」を開催しました。2025年5月に行ったワークショップに参加した高校生5人が参加し、お互いの近況を報告しあったり、スタッフと活動の振り返りを行いました。

■活動で印象に残っていることを共有
同窓ランチ会当日は、セーフガーディングやグラウンドルールについて確認し、2025年5月に開催したワークショップや翌月に実施した意見交換会の活動を振り返りました。
「2025年の活動で印象に残っていることは?」というテーマでは、
「お金の都合で学校にいけない子がたくさんいるというのが衝撃的だった」
「高校でも給食があると助かるという話をした」
「みんなで好きな動画を見ながら昼食を食べたのが楽しかった」
「東京タワーの中に入れたこと!今までは外観しか見ていなかったから」
など、5月のワークショップで出し合った声や意見、ワークショップ当日に訪れた場所や食事に関する内容があがりました。
また、国会議員との意見交換会の振り返りでは、
「ある議員と話したときに『無償化にするからな!!』と言ってくれたことが印象に残っている」
「(国会議員が)堅苦しいと思っていたけど普通に気軽に話せた。学校の先生より話しやすく感じた、ちゃんと聞いてくれている感じがした!」
などのコメントもあがりました。
半年以上が経過していましたが、参加した高校生それぞれに印象に残っていることがそのほかにも多くあがりました。

■「子どもの声を届けよう!2026」に向けたテーマの相談
ランチ会での後半には、2026年にも「子どもの声を届けよう!」を実施する場合、どのようなテーマで話し合いたいかについての意見交換を行いました。スタッフから事前にいくつかのテーマ案を共有し、その中から興味があるテーマやについて話したほか、参加者自身が話してみたいテーマが共有されました。
子どもたちからは、高校の無償化や、筆記用具・参考書代のサポート、高校生のスマホ代など通信費への補助といった、高校で学ぶために必要な支援や、身近な話題として食や給食費などに関わるテーマについて話したいという意見があがりました。また、高校生のリアルな生きづらさや、子どもたちがより過ごしやすい日本にするにはどうしたらよいかというテーマで話してみたいという意見も出ました。そのほかにも、高校生のスポーツや、農業・水産業を目指す若者への支援といったテーマもあがりました。

会の終わりには、「久しぶりに集まって楽しく話せたのでうれしかった」といった声も聞かれ、2026年に実施する「子どもの声を届けよう!」にも参加したいと話す参加者もいました。

2026年の「子どもの声を届けよう!」の取り組みに向けて、子どもたちの意見をより反映したプログラムにしていきたい、というスタッフの思いから開催した「同窓ランチ会」。2025年の活動への参加者の半分以上が参加し、2026年につながる機会となりました。
■市内の無料の学習スペース・施設の拡充に向けた取り組み
同窓会開催と同じ日、宮城県内では、高校生と石巻市子育て支援課との意見交換会を行いました。
これは、「子どもの声を届けよう!2025」の中で、「学生の勉強できる環境が限られている、有料スペースやカフェなどは金銭的な負担がある」という問題意識をもつ参加者から、「無料の学習スペース・施設を増やしてほしい」という意見を国会議員に届けたことがきっかけです。
その際、国会議員から、「非常に重要な要望だが地域で取り組んだ方が実現しやすいのではないか」という提案があり、その後、セーブ・ザ・チルドレンと高校生たちで地域へどうアプローチできるか検討を進めていました。
■石巻市保健福祉部子育て支援課との意見交換会
市の子育て支援課を訪問した高校生とセーブ・ザ・チルドレンのスタッフは、高校生が事前にまとめた内容をもとに、市内の各学習スペースについて、施設ごとの具体的な課題や新規学習スペースの提案や近隣市内での取り組みなどを伝えました。

高校生の声を受け、子育て支援課長と係長からは、現在の市の取り組みについての共有や、学習スペースとして利用できる可能性がある場所の提案がありました。また、利用のしづらさなど、高校生から具体的な課題を提示した既存の学習スペースについては、対象施設の担当課にも高校生の意見を共有すること、さらに、2026年度は学習スペースを含めた子どもの居場所の拡充に力を入れていく、との力強いコメントがありました。参加した高校生も子育て支援課の話を真剣に聞き、特に市の取り組みについて「ぜひ進めてほしい!」と強調しました。意見交換会終了後、高校生からは、「伝えたいことは伝えられた。市の人たちがいろいろ動いてくれていることを知ることができて良かった」と話していました。

今回の意見交換会は、高校生が直接行政に声を届け、行政もその声に真剣に耳を傾けながら一緒により良い学習環境の整備に向けて考える一歩となりました。引き続き石巻市内の無料の学習スペース・施設の拡大化に向けて、高校生たちと相談しながら次のアクションを検討していきます。
セーブ・ザ・チルドレンでは、こうした子どもの意見表明活動をはじめ、子どもの貧困問題解決に向けさまざまな取り組みを行っています。活動の最新情報は随時こちらのページで更新しています。ご関心がある方はぜひご覧ください。
(報告:国内事業部 「子どもの声を届けよう!」担当)
本事業は、個人・法人の多くの皆さまからのご寄付により実施されています。
【日本の子どもの今を応援する募金】
貧困や災害など、困難な状況にある子どもたちのための活動を支えてください。
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