西アフリカのシエラレオネで、大雨が降り続いた影響で大規模な洪水と土砂崩れが発生し、これまでに300人以上が死亡したと報じられています。

セーブ・ザ・チルドレンは、被災した子どもたちとその家族へ、シェルターや衛生用品、保健サービスを提供する準備を進めています。また、親と離ればなれになった子どもが家族と再会するための支援や、子どもたちが安心・安全に過ごせる空間「こどもひろば」の開設なども行っていく予定です。

セーブ・ザ・チルドレン シエラレオネ事務所アドボカシー・ディレクター
Ramatu Jallohからのビデオメッセージ（英語）

メッセージ概要:
シエラレオネはエボラ出血熱の危機から立ち上がりつつあった中で、今回の災害により再び悲劇に見舞われました。今も数千人以上の人々が避難し支援を必要としていると見られます。遺体が水面から回収されないままの場所もあると伝えられており、今後公衆衛生上のリスクがさらに高まると懸念しています。

私たちセーブ・ザ・チルドレンは、被災した人々が必要とする生活必需品の提供など、ニーズ調査にもとづき迅速に活動していきます。今後、子どもたちがこころのケアを受けながら遊ぶことができる「こどもひろば」を開設する予定です。お絵かきに使うクレヨンや画用紙も用意し、被災した子どもたちが安全に快適に過ごせる空間を提供します。

避難している家族を支えるために、食料もシェルターも必要です。それだけでなく、被災した人々が家に帰るときには、生活を立て直すための支援が必要になるのです。

ご寄付への協力をお願いします。あなたの寄付によって、緊急支援を行うことができます。皆さまのご協力に感謝いたします。