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モザンビーク
(公開日:2019.03.20)

モザンビーク サイクロン「イダイ」の直撃で都市が壊滅状態に

 
(2019年3月18日モザンビーク・マプト発)
2019年3月15日、アフリカ南東部のモザンビークは、サイクロン「イダイ」の直撃を受け、広い範囲で大雨と強風に見舞われました。これにより、家屋や学校、病院、生活の基盤となるインフラが破壊されるなど甚大な被害が出ています。また、同国を襲ったサイクロンは、隣国のジンバブエとマラウイも直撃し、周辺国でも被害が広がっています。


モザンビーク政府によると、同国中部ソファラ州の州都ベイラ(Beira)近郊では、60万人が被災しています。緊急支援を必要としている人は60万人にのぼり、犠牲者は1,000人を超える恐れがあるとみられています。被災地の状況を上空から確認した限りでは、同州で50km四方が完全に水に浸かり、2,500人以上の子どもが暮らしているとみられるブジ地区は24時間以内に水没すると考えられています。


セーブ・ザ・チルドレンの緊急支援チームを主導するマシェル・ポウは、次の通り話します。
「数千人の子どもたちが暮らす地域は完全に水没し、屋根や木々も完全に水の下にあります。多くの人が屋根の上で救助を待っている地域もあります。子どもたちの命を守るために一刻の猶予もありません。特にブジ地区では、今すぐにでも子どもたちを救助する必要があります。

セーブ・ザ・チルドレンは、モザンビーク政府とともに緊急支援活動を行っています。私たちも参加する支援組織COSACAの緊急支援物資を搭載した車両3台が州都ベイラに向かっており、さらに、バケツやビニールシート、ポリタンク、テントといった物資50トンを積んだ航空機が、明日(19日)到着の予定で、首都マプトへ向かっています。セーブ・ザ・チルドレンは、感染症等の流行を防ぐとともに、子どもたちが保健医療サービスを受けられるように、現場に緊急保健医療チームを派遣しています」

セーブ・ザ・チルドレンの緊急支援活動には、こちらから協力いただけます。
<ご寄付の受付先>
口座名:いのち・みらい貯金箱
口座番号:00190-8-791030
※ 振込手数料はご負担をお願いしております。
※ 領収証ご希望の方は、振込用紙通信欄にその旨ご記入ください
クレジットカードによるご寄付はホームページから
http://www.savechildren.or.jp/lp/childemergencyfund/
*「いのち・みらい貯金箱」への寄付は、世界各地の自然災害や人道危機発生時に、セーブ・ザ・チルドレンが迅速に子ども支援活動を実施するために活用されます。


 

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