フィリピン(公開日:2013.11.18)
フィリピン台風30号緊急支援【第4報】支援物資の配布を開始(2013.11.18)
レイテ島で支援物資の配布を開始、医療専門家チームも現地に到着
©Jonathan Hyams/Save the Children
■支援物資配布
セーブ・ザ・チルドレンは、16日からレイテ島タクロバンのリサール(Rizal)小学校にて毛布、家庭衛生用品、日用品を配布。二日間で390世帯1,950人に支援物資を届けました。避難所となっている小学校では、各教室に7家族がぎっしり詰められた状態で暮らしており、電気や水道水の供給も止まったまま子どもたちは机の上で寝ています。衛生状態が悪く、子どもたちが病気にかかるリスクも非常に高いため、今後も物資配布を優先的に実施しながら、水・衛生および健康・栄養支援、そして子どもの保護の分野で重点的に活動を実施していく計画です。
©Jonathan Hyams/Save the Children
■医療支援の実施
セーブ・ザ・チルドレンは、レイテ島とパナイ島の被災地区で医療支援を行うため、空輸した移動診療車6台を準備。現在、1台の診療車がレイテ島パロで活動しており、その他の地域に関しては、タクロバン市にて18日から活動を開始する予定です。また、14日にセブ島に到着した12名からなる医療専門家チームのうち8名がタクロバン入りし、オーストラリア政府が設置した野営病院で被災者の心理的ケアにあたっている他、残りの4名はパナイ島北部に向かっています。
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