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日本/災害時における心理社会的支援
(公開日:2018.04.12)

【参加者募集】5月27日(日)「子どものための心理的応急処置」1日研修(東京)

 

災害などの緊急時、
あなたはどのように子どもに声をかけますか?



「子どものための心理的応急処置:Psychological First Aid for Children(略称:子どものためのPFA)」は、災害時などに、ストレスを抱えた子どもの心を傷つけずに対応するためのマニュアルです。発達段階の特性や年齢にあわせた、誰にでもできる応急手当てです。世界保健機関(WHO)などが開発したPFAをもとに、セーブ・ザ・チルドレンが子どもに特化して2013年に作成しました。


これまで海外の緊急人道支援の現場をはじめ、日本国内でも熊本地震や九州北部豪雨の支援活動でも実施されてきました。セーブ・ザ・チルドレンは「子どものためのPFA」を日本国内で普及するために、2014年から2017年末までに120回以上の研修を実施し、教員や保育士、子ども支援団体や災害医療関係者、一般市民など、受講者は4,000人を超えました。 

1日研修では、座学とロールプレイを通じて、じっくり学ぶことができる内容になっています。普段から子どもに接する機会の多い方々のご参加をお待ちしております。

子どものためのPFAとは
http://www.savechildren.or.jp/lp/pfa/


読売新聞「論点」にて掲載されました。

福岡県朝倉市で緊急実施したPFA研修の内容は
こちら

【日 時】 2018年5月27日(日)10:00-17:00(受付 9:40)
【会 場】 JICA地球ひろば セミナールーム201
【アクセス】東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内)
https://www.jica.go.jp/hiroba/about/map/
【定 員】70名(要 事前申込み・先着順)
【参加費】一般3,000円(税込)、学生1,000円(税込)(当日、現金でなるべくつり銭のないようにお支払い下さい。学生の方は学生証をご持参ください。)
【修了証】所定の研修課程を履修した方には修了証を授与します。理由なく欠席あるいは遅刻早退があった場合は、修了証の授与ができない場合がありますのでご注意ください。

【お申込み・お問い合わせ先】下記のウェブサイトからお申込みください。(締め切り:5月21日(月)正午)
https://ssl.kokucheese.com/event/entry/514482/
※誠に勝手ながら、下記日程を休業とさせて頂きます。 2018年4月28日(土)〜2018年5月6日(日)。期間中のお問い合わせにつきましては5月7日(月)以降にご対応させて頂きます。

【プログラム概要】
・ 子どものためのPFAとは
・ 危機的状況にいる子どもが一般的に示す反応について(グループワーク+講義)
・ PFAを必要とする子どもの見極め方とPFAの行動原則(グループワーク)
・ ストレスを抱えている子どもとのコミュニケーションの取り方(ロールプレイ)など
* 参加にあたり、心理などに関する特別な知識は必要ありません。
【その他】体験型研修のため、動きやすい服でお越しください。 なお、会場併設のレストランは、研修当日は営業しておりません。お昼休憩は、約1時間取る予定です。

【講 師】トレーナ資格を持つ講師が行います。

・久保千晶(臨床心理士 精神保健福祉士)
精神科病院、児童精神科クリニック、学生相談、企業内健康支援室等の臨床業務経験を持つ。東日本大震災の際にはユニセフ・日本プレイセラピー協会派遣スタッフとして主に保育施設や子育て支援施設等への心理支援を行う。現在は私設相談室勤務の傍ら、東京都および茨城県保育施設への巡回支援事業に従事。

・溝口 拓也(北里大学東病院 事務部)
2008年、学校法人北里研究所へ中途入職、以後、北里大学病院、北里大学東病院にて勤務。現在は医療安全部門を担当、医療コンフリクトマネジメントに携わる。DPAT(災害派遣精神医療チーム)先遣隊(業務調整員)、DPAT事務局研修ファシリテーターとして活動。

・赤坂 美幸(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部プログラム・オフィサー)
日本と米国で心理学と幼児教育を学び、2011年よりセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンのスタッフとして東日本大震災の緊急・復興支援に従事。現在、さまざまな組織と連携し、 「子どものための心理的応急処置」の国内普及を推進すると同時に、モンゴルやガザ、韓国での研修を実施している。

・南 詠子(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部プログラム・オフィサー)
環境工学、臨床心理学、演劇、アートセラピーなどを学び、2007年よりNGO職員として、インドネシアやヨルダン、レバノンで心理社会的支援にあたる。2017年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに入局し、「子どものための心理的応急処置」を国内で普及するための研修を担当。

・福原 真澄(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 海外事業部プログラム・コーディネーター)
国際関係、地域開発などを学び、2010年よりNGO職員としてヨルダンでイラク難民やヨルダンの青少年に対する心理社会的支援、女性支援に従事。2012年からパレスチナ西岸で農業支援に従事。2016年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに入局し、東京事務所にてシリア難民支援、モンゴル雪害支援等の緊急・人道支援を担当。

・河本 愛美(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 海外事業部プログラム・コーディネーター)
大学院で紛争解決学を学んだのち、2014年より青年海外協力隊としてケニアの地方児童局にて、子どもの保護全般の業務に従事。2017年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに入局し、東京事務所でミャンマー子どもの保護事業、およびロヒンギャ危機の緊急・人道支援を担当。

【主 催】公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
メール japan.pfa@savethechildren.org
TEL 03-6859-6869 (平日9:00-17:00)


 

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