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(公開日:2015.01.07)
専務理事・事務局長よりご挨拶(2015.01.06)

旧年より、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの活動に温かいご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。


今年で東日本大震災から5年目を迎えます。私たちが現地で復興支援活動を続ける中で、子どもたちから震災の風化や被災地への関心が薄まることへの不安の声を耳にします。ハード面の復旧が進む中で、こうした子どもたちの声を聞き、子どもたちが復興の主体者となる場を作るソフト面の支援を続けていくことが、被災地の復興に貢献すると信じて、この1年間の活動を続けていきます。そのひとつとして、3月に仙台で開催される「第3回国連防災世界会議」では、関係各者と連携し、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンがリードをとって東北をはじめとする世界の子どもたち自身が自らの声を国際社会に発信できるようにしていきます。


また、セーブ・ザ・チルドレンとしてのグローバルな活動も大きな転換期を迎えています。
9月の「ポスト2015 年開発目標(国連ミレニアム開発目標に続く2016年以降の開発目標)」の国連総会での採択、12月の2020年以降の世界の気候変動・温暖化対策の大枠が合意される「第21回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)」の開催予定を受け、世界中の市民社会がアクションを起こします。貧困や格差、気候変動や災害など、先進国と途上国の課題に差がなくなりつつある中で、セーブ・ザ・チルドレンは、これらのアクションにも中心的に関わり、行政、企業、他団体や国際機関との連携を推進していきます。


今年は、セーブ・ザ・チルドレンにとって、さらなる挑戦の年となります。私たちは、子どもたちの声に耳を傾け、子どもたちと対話しながら課題を解決、改善していくことを活動の原点とし、皆様のご理解と共鳴を活動の支えに、本年も子ども支援にまい進してまいります。


皆様の変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。



 

平成27年1月吉日

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン


専務理事・事務局長 千賀邦夫









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