(公開日:2016.12.09)タレントのREINAさん、子どもの権利を啓発していくための推進役「セーブ・ザ・チルドレン・アドボケーター」に就任
ハーバード大学院修了、ビル・クリントン事務所やインターポールでのインターンシップ、CIA内定やFBI試験の合格、ロイター通信での勤務など、その異色で多才な経歴で注目を集めるタレントのREINAさん。そのREINAさんから、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの問い合わせ窓口に、ある日メールが届きました。
初めまして、佐伯玲奈(サイキレイナ)と申します。
高校生のころからボランティア活動を絶えず行ってきたので、日本に来ても何かできないか、貢献できないかと考えたところ、セーブ・ザ・チルドレン様のウェブサイトにたどり着きました。因みになのですが、現在私は少しですがタレント活動も行っていまして、メディアにも出させてもらっています。昔からやっていたボランティア活動を、一個人として続けたいと思っております。(メールからの抜粋)
その後、ご本人と直接お会いして話をする中で、REINAさんのこれまでの経験や培ってきた専門性を生かし、セーブ・ザ・チルドレンが子どもの権利を啓発していくための推進役「セーブ・ザ・チルドレン・アドボケーター」としてお手伝いしていただくことになりました。
セーブ・ザ・チルドレン・アドボケーター就任を機に、REINAさんに、お話を伺いました。
セーブ・ザ・チルドレン :最初に、「ボランティアをしたい」とお申し出いただいた、その想いや背景などを教えていただけますか?
REINAさん :小さいときからボランティアはやっていたんです。シンガポールで働いていた時もやっていたので、日本に来て最初バタバタしていたんですけども、またやりたいなと思いつつ、どうしようかなって半年くらい悩んでいるときに、色々な人に連絡して、やっとセーブ・ザ・チルドレンさんに連絡させていただきました。
セーブ・ザ・チルドレン :いままで、タレントさんご自身からこのように、自発的にボランティアをしたいということでコンタクトされることがほとんどなかったので、とても感謝しています。
REINAさん:いえいえ、こちらこそ。私はアメリカで生まれ育ったので、メディアの人だったり、ビジネス界で影響力のある人が、チャリティ活動やNGOのアンバサダーになったりとか、そういうのをずっと見てきたんですよね。(国連機関の特使を務める)アンジェリーナ・ジョリーさんは一番いい例ですよね。彼女のおかげで芸能人が「僕たちも、もっと自らがNGOやNPOの活動に飛び込んでいいんだ、すごいな、他には何があるんだろう」という感じで、さらに広がりましたよね。
セーブ・ザ・チルドレン:これから、セーブ・ザ・チルドレン・アドボケーターとして私たちの活動をお手伝いしてくださるわけですが、REINAさんから子どもたちに伝えたいメッセージがあれば、ぜひお願いします。
REINAさん:私が人から一番よく聞かれるのが、「何でタレントになろうとか、芸能界に入ろうと思ったの?もったいなさすぎる」という質問なんです。でも、私はその質問が一番嫌いで…。「何で?」っていうのが、私にはわからないんですよ。
今までの20何年間を切り捨てたわけではないですし、それは今の私のアイデンティティの一部であって、だから今の私がいて、やりたいことをやっているだけなんですよって、そう説明しても、なかなか理解してもらえないんです。「もったいない」とか、「高学歴=いい会社でしょ」と言われることが、日本に来てから本当に多いんです。
人ぞれぞれの選択があるはずなのに、社会の決めつけに負けちゃう子どもたちや若い人たちも、多いと思うんです。やりたいことができなかったり、興味を持っていることがあっても、親の反応を気にして自ら引っ込めてしまったり…。でも、決めつけなんてしょせんは他人が言っていることだから、全く聞く必要はないと、私は思っているんです。親とだって、意見が食い違えばディスカッションすればいい。一方的に言われたことを聞くだけじゃなくて、「でも僕は…」「でも私は…」って言えるようになって、やりたいこと、好きなことは追求してほしいですね。
REINAさんとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン事務局次長高井明子が、今の混迷する世界情勢の中で、国際NGOができることは何か、また果たすべき役割について語り合いました。こちらでご覧ください。
初めまして、佐伯玲奈(サイキレイナ)と申します。
高校生のころからボランティア活動を絶えず行ってきたので、日本に来ても何かできないか、貢献できないかと考えたところ、セーブ・ザ・チルドレン様のウェブサイトにたどり着きました。因みになのですが、現在私は少しですがタレント活動も行っていまして、メディアにも出させてもらっています。昔からやっていたボランティア活動を、一個人として続けたいと思っております。(メールからの抜粋)
その後、ご本人と直接お会いして話をする中で、REINAさんのこれまでの経験や培ってきた専門性を生かし、セーブ・ザ・チルドレンが子どもの権利を啓発していくための推進役「セーブ・ザ・チルドレン・アドボケーター」としてお手伝いしていただくことになりました。
セーブ・ザ・チルドレン・アドボケーター就任を機に、REINAさんに、お話を伺いました。
セーブ・ザ・チルドレン :最初に、「ボランティアをしたい」とお申し出いただいた、その想いや背景などを教えていただけますか?
REINAさん :小さいときからボランティアはやっていたんです。シンガポールで働いていた時もやっていたので、日本に来て最初バタバタしていたんですけども、またやりたいなと思いつつ、どうしようかなって半年くらい悩んでいるときに、色々な人に連絡して、やっとセーブ・ザ・チルドレンさんに連絡させていただきました。
セーブ・ザ・チルドレン :いままで、タレントさんご自身からこのように、自発的にボランティアをしたいということでコンタクトされることがほとんどなかったので、とても感謝しています。
REINAさん:いえいえ、こちらこそ。私はアメリカで生まれ育ったので、メディアの人だったり、ビジネス界で影響力のある人が、チャリティ活動やNGOのアンバサダーになったりとか、そういうのをずっと見てきたんですよね。(国連機関の特使を務める)アンジェリーナ・ジョリーさんは一番いい例ですよね。彼女のおかげで芸能人が「僕たちも、もっと自らがNGOやNPOの活動に飛び込んでいいんだ、すごいな、他には何があるんだろう」という感じで、さらに広がりましたよね。
セーブ・ザ・チルドレン:これから、セーブ・ザ・チルドレン・アドボケーターとして私たちの活動をお手伝いしてくださるわけですが、REINAさんから子どもたちに伝えたいメッセージがあれば、ぜひお願いします。
REINAさん:私が人から一番よく聞かれるのが、「何でタレントになろうとか、芸能界に入ろうと思ったの?もったいなさすぎる」という質問なんです。でも、私はその質問が一番嫌いで…。「何で?」っていうのが、私にはわからないんですよ。
今までの20何年間を切り捨てたわけではないですし、それは今の私のアイデンティティの一部であって、だから今の私がいて、やりたいことをやっているだけなんですよって、そう説明しても、なかなか理解してもらえないんです。「もったいない」とか、「高学歴=いい会社でしょ」と言われることが、日本に来てから本当に多いんです。
人ぞれぞれの選択があるはずなのに、社会の決めつけに負けちゃう子どもたちや若い人たちも、多いと思うんです。やりたいことができなかったり、興味を持っていることがあっても、親の反応を気にして自ら引っ込めてしまったり…。でも、決めつけなんてしょせんは他人が言っていることだから、全く聞く必要はないと、私は思っているんです。親とだって、意見が食い違えばディスカッションすればいい。一方的に言われたことを聞くだけじゃなくて、「でも僕は…」「でも私は…」って言えるようになって、やりたいこと、好きなことは追求してほしいですね。
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REINAさんとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン事務局次長高井明子が、今の混迷する世界情勢の中で、国際NGOができることは何か、また果たすべき役割について語り合いました。こちらでご覧ください。
【新着ブログ】「自分たちだけでいいじゃんという考え方が、すごく危ないと思うんです」 対談:REINA / ?井明子(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン事務局次長)https://t.co/OFM9Hjgi5P
— ハフィントンポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2016年12月7日