(公開日:2016.11.01)「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン」
完成および記念シンポジウム開催のお知らせ
このたび、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)が事務局を務める「子どもの権利とマーケティング・広告検討委員会」が策定した「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン」が完成いたしました。
ガイドラインはこちらからご覧ください。
子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン
FAIR MARKETING For Children〜子どもに配慮ある広告を〜コンセプト動画
本ガイドラインは、セーブ・ザ・チルドレンが、国連グローバル・コンパクト、ユニセフと共に2012年に発表し、現在も世界中で推進している、ビジネスと子どもの権利をつなげる10の原則からなる枠組み「子どもの権利とビジネス原則」に基づいています。
2014年5月に同原則を日本国内で発表後、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが主催する連続勉強会にて、原則6の「子どもの権利を尊重し、推進するようなマーケティングや広告活動を行う」に関して国内での課題意識を共有した結果、具体的な取り組みが必要ではないかとの提起がなされました。これをきっかけに、2015年9月に企業、NGOに加え、有識者、関連機関等から構成される委員会を発足し、企業の広告とマーケティングにおける子どもの権利の保護、および子どもの健全な育成への貢献を産業横断的に推進することを目的として、「子どもに影響のある広告およびマーケティングに関するガイドライン」の策定を行いました。
【ガイドライン完成記念シンポジウム開催】
本ガイドラインは、策定の主旨に賛同いただける事業者の皆さまに、広告およびマーケティングにおける指針として、自主的な判断に基づいて活用していただくことを意図して作成したものです。
広告主をはじめ広告やマーケティングに関わるすべての事業者や関連団体の皆さまにこのガイドラインを知っていただき、子どもへの影響という観点からそれぞれの広告・マーケティングのあり方を見直し、子どもの権利の尊重・推進に貢献する具体的な取り組みを行っていただくことを願って、下記の通り、シンポジウムを開催いたします。
当日は、ガイドラインの内容や背景を紹介させていただくとともに、各方面の有識者によるパネルディスカッションを予定しております。ぜひ、足をお運びいただけますよう、お願いいたします。
日時: 2016年12月1日(木) 15:00〜17:15
会場: 丸の内トラストタワー本館26階
(千代田区丸の内1-8-3 ホワイト&ケース法律事務所内)
共催: 公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
一般社団法人 グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
プログラム: 下記のとおり
| プログラム | 登壇者 |
1.開会 | ||
15:00-15:10 | 共催者挨拶
来賓挨拶 | ・(公社)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 専務理事・事務局長 千賀邦夫・消費者庁 長官室 顧問(元消費者庁長官) 板東久美子 |
2.「子どもに影響ある広告およびマーケティングに関するガイドライン」の紹介 | ||
15:10-15:25
| 基調講演 広告・マーケティングと消費者の世界的な動向と日本の状況 | ・独立行政法人 国民生活センター 理事長 松本恒雄 |
15:25-15:40 | 基調報告 ガイドライン概要紹介 | ・アドリーガル・オフィス 代表 林 功 (元公益社団法人 日本広告審査機構 事務局次長) |
15:40-15:50 | 質疑応答 |
|
15:50-16:00 休憩 | ||
3.パネルディスカッション「なぜ、このガイドラインが必要なのか」 モデレーター:冨田秀実 ロイドレジスタージャパン株式会社 取締役 事業開発部門長 | ||
16:00-17:10 | 発表およびディスカッション
質疑応答 | ・消費者庁 長官室 顧問(元長官)板東久美子 ・株式会社 宣伝会議 取締役/学校法人 日本教育研究団事業構造大学院大学学長 田中里沙 ・味の素株式会社 CSR部専任部長 中尾洋三 ・関東学院大学 経済学部 准教授 天野恵美子 |
4.閉会 17:10-17:15 | 共催者挨拶 | ・一般社団法人 グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 事務局長 大田圭介 |
シンポジウムへの参加ご希望の方は、11月25日までにこちらのフォームよりお申込み下さい。
【問い合わせ先】
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 法人連携部 甲斐
Tel: 03-6859−0010 Fax: 03-6859-0069
E-mail: crbp@savechildren.or.jp