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(公開日:2015.03.06)
【お知らせ】東日本大震災復興支援事業が5年目を迎えます(2015.03.06)

子ども支援専門の国際組織であるセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン (理事長:上野昌也/専務理事・事務局長:千賀邦夫、以下SCJ)の東日本大震災復興支援事業は、今年で5年目を迎えます。


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東日本大震災から4年の月日が経ちました。私たちはこれまで東北各地で「教育」「子どもの保護」「子どもにやさしい地域づくり」という3本柱のプログラムを実施してきました。さらに、これらのプログラムを横断的に網羅する活動として、小中学校や放課後児童クラブ(学童)などでの「防災(災害リスク軽減)」プログラム、東北の子どもに関わる地域のNPOに対する資金提供や基盤強化を行うプログラム「コミュニティー・イニシアチブ」、福島県で原発事故や震災の影響を受けた子どもたちが屋内外で安心して学び、遊べる機会拡大をサポートする「福島プログラム」も展開してきました。


「教育」では、水産・農業高校の生徒を対象とする給付型奨学金事業、企業との共同による実践教育の機会の提供などを行っています。
「子どもの保護」では、学童の施設整備や備品支援、指導員研修、災害後の子どもの安心・安全な環境に関する調査を実施するとともに、虐待防止に向けた啓発活動や、災害時の子ども向け応急心のケア方法の普及なども開始しています。
「子どもにやさしい地域づくり」では、子どもたちの声を聞き、子どもたちが復興の主体者となる場をつくる支援を続けてきました。子どもたちの企画による児童館の建設、地域活性化の取り組みなど、子どもたちの声は地域に確実な変化をもたらしています。
「防災」では、子どもたちの経験から得られた震災時の教訓にもとづいた教材を制作。また教材を活用して地域ぐるみで防災意識を強化する試みも行っています。「地域NPO支援(コミュニティ・イニシアチブ)」では、地域で子ども支援を行う団体の方々への助成を実施すると同時に、組織基盤強化やネットワーキングの機会を提供してきました。


セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは2015年も東北での復興支援事業をすすめながら、「生きる・育つ・守られる・参加する」という子どもの権利の実現に努めていきます。


東日本大震災復興支援事業部
部長 小出拓己


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東日本大震災復興支援事業部の最新の情報は、以下をご覧ください。
http://www.savechildren.or.jp/jpnem/jpn/index.html


以上



【本件に関する問い合わせ先】
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 担当:松永
携帯:080-2568-3144080-2568-3144 / メール:matsunaga.yuka@savechildren.or.jp
TEL:03-6859-0011 / FAX:03-6859-0069
URL:http://www.savechildren.or.jp


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