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(公開日:2017.01.04)
専務理事・事務局長より年頭のご挨拶


旧年中はセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの活動にあたたかいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

 

2016年に国際社会では、2030年までに実現を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」の取り組みが始まりました。

SDGsの策定の過程に市民社会の代弁者として積極的に関わってきたセーブ・ザ・チルドレンは、自らも長期戦略「2030年までに子どもたちのために達成したいこと」を発表しました。5歳未満の子どもが予防可能な病気で亡くなることをなくすこと、全ての子どもが質の良い基礎教育を受けられること、子どもへの暴力が許されない社会にすることなどを目指し、特に「最も弱い立場に置かれた子どもたち」に焦点を当てて活動することを中心に掲げています。

2017年、私たちは「子どもを誰ひとり取り残さない」との決意を胸に、約120ヶ国で活動するスタッフが一丸となって子ども支援に取り組んでまいります。

 

日本では、1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立されてから、2016年で30年の節目を迎えました。これまでのご支援に改めて感謝申し上げます。現在、日本国内では、子どもの貧困問題の解決、子ども虐待の予防のほか、20164月に発生した熊本地震に被災した子どもたちなど、弱い立場に置かれた子どもたちへの支援に取り組んでいます。

 

世界で、日本で、全ての子どもたちが、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」を実現できるよう、2017年も子ども支援活動に邁進してまいります。

皆さまの変わらぬご支援をお願い申し上げます。

 

20171月吉日

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

専務理事・事務局長 千賀 邦夫


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