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提言・声明
(公開日:2020.04.16)

【公開書簡】G20財務大臣に対する公開書簡:IMF・世界銀行春季会合で最貧国に対する債務救済措置の合意を−新型コロナウイルス感染症 子どもたちの未来を守るために

 
セーブ・ザ・チルドレンは、今週開催のIMF・世銀春季会合を前に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行が、人類に甚大な被害と国家経済への打撃をもたらしていることを受け、子どもたちの未来を守るために、G20各国の財務大臣が最も脆弱な国々に対する債務救済措置に合意することを求める公開書簡をG20財務大臣に、要望書を日本政府に対して提出しました。


書簡では、最貧国において、COVID-19の最前線における保健医療体制や経済対策よりも債務返済が優先されれば、とくに子どもたちが最も大きな打撃を受けることになり、また、債務返済の一時停止は、財政の緊急措置のみならず、子どもの権利に関わる問題だと訴えます。

そして、私たちは、とくに世界銀行の国際開発協会(IDA)からの借入資格のある最貧国に対するCOVID-19の影響を懸念し、以下の措置を要請します。
  • ・パリクラブ、中国政府・国有金融機関、アラブ諸国金融機関の債権者による公的な二国間債務返済の一時停止
  • ・⺠間債権者への債務返済の一時停止
  • ・多国間債務の返済の一時停止

G20 財務大臣に対するIMF・世界銀行春季会合に向けた最貧国に対する即時の債務返済一時停止を求めるセーブ・ザ・チルドレンの公開書簡・要望書
G20財務大臣に対する公開書簡
日本政府対する要望書

 

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