ケニア(公開日:2013.10.11)
【ケニア/干ばつ】看護師さんってすごい!〜子ども保健クラブ活動5〜(2013.10.11)
最後のセッションは、各地域の診療所にいる看護師さんを学校に招いて実演を交えながら学校でできる応急手当について学習しました。
このセッションでは、子どもたちが応急手当ての知識や技能を学ぶことよりも、医療や医療機関で働く人たちに親しみを持つこと、けがや病気のときには医療機関で診てもらうことが大切であることを学びます。
ナースでもあるSCスタッフ(右)が救急箱の中に入っているものについて説明しています。
中学校の保健クラブのメンバーはみんな興味いっぱい。
誰かを助けるときには血液に直接触れないようにグローブをつけましょう、ということで、地域診療所ナース(左)にはめ方を教えてもらいながら、保護グローブをはめてみます。
地域診療所ナース(中央)に三角巾を巻いてもらいます。
地域診療所ナース(左)に三角巾を巻いてもらいました。
配布した救急箱の中身です。
怪我や症状がひどい時は、自分たちによる応急手当だけではなく医療機関に積極的にかかる必要があることを確認して、セッションで利用した救急箱は学校へ配りました。先生や保護者の管理のもと、学校での応急手当に利用されることになっています。
干ばつなど災害が起こった時でも免疫力を維持し、下痢などの病気を予防できるようになるように、そのために必要な衛生習慣を子どもたちが身につけられるよう、また子どもたちが学んだ衛生情報を大人たちへも発信できるよう、子ども保健クラブの活動をサポートしています。
本事業はジャパン・プラットフォームの助成と皆様からのご支援により実施されました。
(報告:田邑恵子)