EVERY ONE(公開日:2014.10.17)
世界の最も厳しい地域で生き抜く子どもたちによる「スーパーヒーロー 目撃レポート」(2014.10.17)
2014年10月
世界各地で目撃されているマスクをしたスーパーヒーローについて取材するドキュメンタリーの撮影隊
「空を飛んでるところを見たよ」
撮影クルー「何を見たのか話してみて」
「雲の間を飛ぶのよ、そして水をくれるの」
「見て、スーパーヒーローだよ」
「雨を降らせてくれたんだ」
「空から飛んできて、子どもを保護してくれたの」
「体が光ってたよ」
「蚊をやっつけてくれたよ」
「空からきて、病気の子どもを抱えてまた飛び去って行ったの」
「スーパーヒーローが来てくれて、わたしの家族に赤ちゃんができたのよ」
「その人は、生まれたばかりの妹を魔法の箱に入れたの」
「ヒーローたちが魔法をかけた土から、とうもろこしが育ったんだ」
撮影クルー「君は何か見たかい?」
すべての子どもにスーパーヒーローが必要です
子どもたちの命を救う私たちの闘いに参加してください
「その人は、病気の子どもを抱えて飛び去っていった」、「私の妹を魔法の箱に入れたよ」−メキシコ、ケニア、インドの貧困地域の子どもたちの証言に基づき、ジャーナリストたちが後を追うなぞの「スーパーヒーロー」とは?
セーブ・ザ・チルドレンの新しい動画「スーパーヒーロー 目撃レポート」は、ミステリードキュメント仕立ての構成と、子どもたちのリアルな言葉と表情とで、地域のお母さんと子どもに寄り添い、命を守るコミュニティ・ヘルスワーカーの重要性を訴えます。
登場するのは、セーブ・ザ・チルドレンがこれまで支援してきた子どもたち。子どもたちが暮らす実際の環境の中で撮影されました。
極度の貧困が広がる国や地域では、医薬品や訓練を受けたヘルスワーカーが不足しているか、全く存在しない状況に直面し、毎日17,000人という数の5歳未満の子どもたちが、マラリヤや下痢といった、容易に予防出来る病気で、命を落としています。
すべての子どもたちの身近に、基礎的なケアを提供できるヘルスワーカーがいることが必要とされていますが、世界では、700万人のヘルスワーカーが不足しています。ぜひご鑑賞の上、多くの方に「スーパーヒーロー」の話を広めて頂きますよう、お願いいたします!