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〜夏休み!親子で学ぶ防災教育(2013.9.12)

日本/東日本大震災/防災(災害リスク軽減)
(公開日:2013.09.12)

「紙食器作り」や防災カードゲームにチャレンジ!
〜夏休み!親子で学ぶ防災教育(2013.9.12)

 

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(以下、P&G)とセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)は、8月27日に、防災教育・啓発活動を専門にしたNPO法人プラス・アーツ(以下、プラス・アーツ)の協力のもと、親子で楽しみながら防災について学ぶイベントを、神戸市のP&Gの本社で開催しました。当日は、近隣に住む子どもたち53名と保護者21名の合計74名が参加しました。


イベントでは、災害の避難時の食事で役立つ「紙食器作り」を行ったほか、災害時に発生する様々なトラブルを紙芝居形式で子どもたちに問いかけ、手持ちのアイテムカードを使用して答えるゲームである「なまずの学校」も行いました。

紙食器つくり挑戦する子どもたち

「上手に紙食器ができたで!」


紙食器作りに挑戦した子どもたちからは、出来上がった紙食器を手に、「これ水こぼれんちゃうの?」といった声も。
「作った紙コップの中にビニールを入れればお水もこぼれずに飲むことが出来るよ!」と伝えると、「これ(紙皿)ホンマに使えんの〜。うちでやってみよう。」 と、家でも作りたいという声があちこちから聞こえてきました。


「なまずの学校」では、子どもたちはカードゲームを使って楽しく防災について学びました。現在SCJとプラス・アーツはこの「なまずの学校」に東日本大震災の経験者の声も取りいれた内容に改訂をしており、今回その中からも問題を出しました。


プラス・アーツが阪神・淡路大震災を体験された方々へのヒアリングやアンケートをもとに作成した防災教育教材「なまずの学校」


例えば、次のような問題です。

Q.地震で停電になり照明がつかなくなった際、家族で一晩過ごす
ための明かりとしてふさわしいと思うものを次の中から一つ
選んでください。

・ろうそく ・ヘッドライト ・懐中電灯 ・ランタン型ライト

「懐中電灯とランタン型ライト」の二つで悩む子どもたちが多く、正解を伝えたときは会場から喜びと落胆と驚きの声が一気に上がりました。 皆さんはどちらが正解だと思いますか? (回答は文末にあります。)

これからもSCJでは、子どもたちと共に子どもたちの為の楽しい防災研修を続けていきたいと思います。
(仙台事務所:赤坂美幸)

答え:・ランタン型ライト
ランタン型のライトならば1箇所ではなく部屋全体を明るくすることが出来る為。東日本大震災の被災者からもランタン型ライトがあれば良かったとの声をたくさん頂きました。そのほかに、ヘッドライトも停電中作業をする時大活躍したといった意見も聞かれました。皆さまも防災袋の中にランタン型ライトとヘッドライトを是非入れておいてください。ちなみに予備の電池を多めに用意しておくことも大事ですよ。


 

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