日本/東日本大震災/防災(災害リスク軽減)(公開日:2016.09.08)
「しんじゅく防災フェスタ2016」に出展しました!
「防災の日」特別企画として、2016年9月4日(日)都立戸山公園にて、「しんじゅく防災フェスタ2016」が開催されました。セーブ・ザ・チルドレンは、東日本大震災や熊本地震の支援現場で避難所に開設した「こどもひろば」や、緊急下に誰もができる心の応急手当て「子どものための心理的応急処置(Psychological First Aid for Children)」(以下、「子どものためのPFA」)、楽しく学べる防災教育教材の紹介をブースで行いました。
当日は、前夜からの雨が残り、屋外での開催が危ぶまれる中で出展の準備にとりかかりました。しかし、イベント開始時間になるころにはすっかり雨が上がり、日差しも出てきて、終日暑い中での開催となりました。
セーブ・ザ・チルドレンが出展したブース内の様子
セーブ・ザ・チルドレンの活動に関するクイズに正解するとプレゼントがもらえる企画には、120名を超える方々に参加していただき、用意したプレゼントがすべてなくなるほど!子どもたちも、ブース内のヒントを探しながら一生懸命クイズに取り組んでくれました。
また、実際に熊本地震の支援で使った「こどもひろば」キットの展示に加え、ミニ「こどもひろば」コーナーも設置。実際に、ブロックや塗り絵で遊ぶ子どもたちの様子を見た保護者や大人の方々に、避難所での子どものためのスペースの必要性を実感していただけたように思います。
「こどもひろば」にスタッフが持参するキット
また、ミニセミナーでは、熊本地震直後の現場で支援を行ったスタッフが活動報告を行いました。「こどもひろば」の開設・運営に加え、「見る」「聴く」「つなぐ」の3ステップで、災害時などにストレスを抱えた子どもの心をケアする手法「子どものためのPFA」についても紹介しました。
いつ身近に起こるかわからない災害に備え、リスクを少しでも減らすために何ができるか、また、緊急下で私たち一人一人にできることは何か。これからもセーブ・ザ・チルドレンは、様々な活動を通じて子どもを中心とした防災の普及に努めていきます。
「子どものためのPFA」については、下記の記事をぜひご覧ください。
http://www.huffingtonpost.jp/save-the-children-japan/children-care_b_11789938.html
また、都内で1日研修を開催します。
【日時】2016年11月5日(土)10:00〜17:00
【会場】JICA地球ひろば 〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内)
興味のある方は、ぜひ下記URLで詳細をご確認の上、お申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/421950/
ブースで紹介した防災教育教材「とっさのひとこと」は、こちらから無料ダウンロードできます。
NPO法人プラス・アーツと共同開発した防災カードゲーム「たすカルテット」「なまずの学校」は、下記ホームページからご購入いただけます。
NPO法人プラス・アーツ http://www.plus-arts.net/
(報告:東京事務所 佐々木)