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ミャンマー
(公開日:2017.12.15)

【ミャンマー 保健事業】 新しい事業が始まりました

 

2017年5月1日、ミャンマー南部バゴー地域チャウチー・タウンシップで、妊産婦と新生児への保健サービス強化のための新しい事業が始まりました。この事業では、対象地域における妊産婦と新生児の死亡リスクを削減するための適切な保健サービスの利用が促進されることを目指し、現地の保健局と連携しながら、コミュニティでの保健啓発活動、補助助産師の育成、医療従事者の能力強化研修などを行います。

9月11日から4日間、フィールド事務所のスタッフ全員がヤンゴン事務所に一堂に会し、事業のキック・オフ・ミーティングを開催しました。このミーティングは、新しい事業が開始されるときに、事業実施に関わる全てのスタッフが、事業の概要や目的、活動内容、事業予算、ドナーの事業実施ガイドラインなどをしっかり理解し、足並みを揃えて、チームとして活動していく土台を作ることを目的として行われます。



キックオフミーティングの様子

フィールド事務所で勤務するスタッフは、リーダーであるプロジェクト・コーディネーターを筆頭に全員で12人。その中から補助助産師の活動を側面からサポートする役割を担うコミュニティ・デベロップメント・ファシリテーター(CDF)と、プロジェクト・オフィサーの二人を紹介します。CDFは、事業を行うバゴー地域のチャウチー出身のスタッフです。大学を卒業したばかりですが、真剣にミーティングに参加する姿が印象的でした。プロジェクト・オフィサーは、セーブ・ザ・チルドレンの保健事業に関わって11年目の経験豊富なベテランスタッフのニン・エイ・ウィンさんです。彼女も最初はCDFのポジションからスタートし、経験を積んだ後、プロジェクト・アシスタントを経て、この事業ではプロジェクト・オフィサーとして中心的役割を担います。

フィールド事務所の立ち上げや、資材や機材の調達準備をはじめ、保健局との調整も進み、事業を担当するスタッフの準備も整いました。これから、チャウチー・タウンシップの保健局と連携しながら、妊産婦と乳幼児の健康改善に向けて、いよいよ本格的に活動が開始されます。チームが一丸となって、最善を尽くして事業を進めていきます。今後も、事業の進展をアップデートいたします。

本事業は、皆さまからのご寄付と国際協力機構(JICA)のご支援により実施しています。
(海外事業部 ミャンマー駐在員:高橋)

 

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